健康になりたい、普段の生活に健康習慣を取り入れたい、
でも何から始めたらいいかわからない。
その結果、毎日のちょっとしたどたばたに追われ、
いつもと変わらない生活を余儀なくされている方は多いと思います。
どんな食事法をとったらいいんだろう?
運動は一日どれくらいするべきなのだろう?
そんな方にまず、健康意識を高めるために始めて頂きたいこと。
それは、「朝を変える」ということです。
健康になりたい、普段の生活に健康習慣を取り入れたい、
でも何から始めたらいいかわからない。
その結果、毎日のちょっとしたどたばたに追われ、
いつもと変わらない生活を余儀なくされている方は多いと思います。
どんな食事法をとったらいいんだろう?
運動は一日どれくらいするべきなのだろう?
そんな方にまず、健康意識を高めるために始めて頂きたいこと。
それは、「朝を変える」ということです。
朝は黄金の時間、力の時間、と言われています。
10分だけでもいつもより早くおきてみる、
10分余裕のある朝を過ごす。
それだけで朝の過剰な
交感神経の緊張を緩めてくれます。
多くの人がスマホやテレビなどに
日常を奪われています。
朝起きたとたんに枕元のスマホをいじりだす。
すぐにテレビのスイッチを入れる。
フェイスブックなどに夢中になり、
気が付いたら平気で何十分も経っていた。
皆さんもそんな経験があるはずです。
あえて目の届かない場所にスマホを置き、
テレビの電源をオフにし、ゆっくり過ごすことを
心がけるのは脳を落ち着かせることにもつながります。
人間は、太古のころより
太陽とともに生きてきました。
太陽が上がるとコルチゾールという
ホルモンが分泌され、朝を感じる。
夜になるとメラトニンという
ホルモンが分泌され、眠りの準備をする。
そんなホルモンバランスを
整えるための最も大事なこと、
最初に行っていただきたいこと、
それが朝の太陽を浴び、
体に朝を感じさせるということです。
朝起きた時に、
十分な酸素を全身に巡らせるのは
とても大切なことです。
そしてとても簡単なことです。
朝のボーっとした頭に酸素を送り込んで
充実した一日の始まりとしましょう。
人間の脳は、油断すると
大半がネガティブな事柄を考えてしまっている
といわれています。
一日の始まりをネガティブな考えで始めるか、
ポジティブな脳で始めるか。
そしてポジティブな脳をつくるには、
自らを前に進めてくれる言葉を
自分に投げかけることがとても良いといわれています。
病気を予防するのは単に
薬を飲んで血圧を下げたり、
糖尿をよくしたりということではありません。
薬はあくまでもあなたの体を
よくする手伝いをしているにすぎません。
病気にならない体をつくるために、
小さな日常を変えることからはじめましょう。
それが結局は生活習慣病の予防になり、
心筋梗塞の予防になり、脳卒中の予防になると思います。
この記事を書いた人
すぎおかクリニック院長 医学博士
杉岡充爾
救急医療の経験と専門である循環器の視点から「予防医学」を追究し、「すぎおかクリニック」を開院。 既病、未病の前段階にある『潜病』という新たなステージを提唱する。 NHK総合「ニュース7」、NHK world JAPAN、フジテレビ「Live news it!」 フジテレビ「突撃LIVEグッディ」、TV東京『主治医が見つかる診療所』をはじめ多数のメディアに出演。 著書に『強い血管をつくれば健康になる』『最高の疲労回復法』『すぐ疲れるが治る本」など。 予防医学・救急医学・心理医学という健康の入口と出口の両側面からみている現役医師だから分かる、価値あるメソッドを伝える為に、「ベストヘルスカレッジ(BHC)」「杉岡義塾」「予防医学の学校オンラインスクール」などを開講している。
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