古いギリシアのことわざに、「トマトが実れば医者が青くなる」というものがあります。
トマトを毎日食べることで医者要らずという意味の言葉です。
今回ご紹介するのは、ことわざにもあるように、さまざまな栄養成分が豊富なトマト。
トマトは、通年市場にありますが、日本での露地栽培の旬は6月~8月の夏。
夏場、私たちは紫外線や暑さによるストレスなどにより、生活習慣病の原因といわれている活性酸素のダメージを受けやすくなります。
トマトには活性酸素の発生や、酸化を抑え、活性酸素によるダメージを修復するといわれている、抗酸化作用のあるリコピンやビタミンA、Cがたっぷり含まれているんです。
特にトマトの赤い色素であるリコピンには強い抗酸化作用があります。
このリコピンは、油で炒めたり煮込んだりするとからだへの吸収が良くなるそうですよ。
食べ方を工夫しながら、効率よく摂取し、暑い夏を乗り切りたいですね。