【人生100年時代を楽しむシニアのヘアスタイル】ステキにグレイヘアにしていくための4つの方法

昨年(2018年)の新語流行語大賞にもノミネートされた「グレイヘア」という言葉、みなさんはご存知でしょうか? シニア期に白髪の増加を気にする方は多いですが、白い髪も数ある髪色のひとつと認め、自分らしくポジティブに楽しもうという機運が高まっています。 人生100年時代を自分らしく楽しむために、ご自身のヘアスタイルや髪の色について考えてみてはいかがでしょうか。 新年度を迎えて心機一転、なるべくストレスなく白髪を育てて、ありのままのグレイヘアに変身していく方法をお伝えします。
2019/04/14

自分の白髪が、自分に似合わないはずはない!

白髪染め卒業を考えたとき、最も多い心配事とは?

こんにちは。グレイヘアリスト™の朝倉真弓です。

 

先週は、私がグレイヘアにするまでの葛藤と、グレイヘアにして手に入れたメリットについてお話しました。

たかだか白髪なのですが、染めることが当たり前となっている現在、グレイヘアへと変身していくには、ある程度の心の準備が必要です。

私自身が白髪染めをやめようと思ったときに一番心配だったこと、そして、私のSNSに最もたくさん寄せられるお悩みがこちらです。

 

「私にグレイヘアが似合うかどうか分かりません。似合わなかったらどうしましょう?」

したいと思ったときがグレイヘアへのタイミング

不安になる気持ち、分かります。

長年白髪を染め続けていると、実際の白髪の量や生え方のバランスが見えなくなってしまい、今の状態が本人にも想像がつきませんよね。

 

私は、そのような不安に対してこうお答えしています。

 

「あなたの本当の髪色が、あなたに似合わないはずはありません!」

「長年惰性で染めてきたその色よりも、きっとあなたに似合うはずです」

 

よく言われているのが、白髪の量が多くないと格好が付かないという説。

グレイヘアというと、女優の草笛光子さんのような、豊かな白髪を連想する方が多いと思います。

確かに黒髪よりも白髪が多いほうがゴージャスな雰囲気になるかもしれません。

 

でも、少ないとおかしいなんてことはありません。

少な目の白髪の人であっても、その自然な髪色こそが、あなたの個性であり、今のあなたに似合う色なのです。

白髪が固まって生えている人は、そこをあえて見せることで個性が際立ちます。

 

数か月間白髪染めを止めてみて、ご自身の髪にどのくらい白髪があるのか、どこに固まっているのかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

白髪染めをやめてグレイヘアに

グレイヘア、4つの育て方

先週の記事でも書いたように、白髪染めをやめてから、染めていない髪がきれいに伸びて染毛していた部分をカットすることができるまで、約1年間かかります。

 

髪は1か月に1センチ前後伸びるため、12か月かけて約12センチ、ショートカットにできる程度に伸びるというわけです。

 

その1年間をどう過ごすか、4つの方法があります。

グレイヘアにするには我慢が大切

自然に任せてひたすら我慢

美容院に行かず、ひたすら伸ばしていくやり方です。

 

美容師さんが白髪染めを強く勧めるので、行きづらくなり、結果的にグレイヘアになっていったという人も多いようです。

 

余分な出費はかかりませんが、伸ばし途中の白髪と染毛していた部分とのツートーン状態が長く続き、ストレスを感じることも多いです。

カラートリートメントに切り替える

白髪染めをやめて、お風呂で使えるカラートリートメントに切り替える方法です。

 

カラートリートメントは白髪染めよりも染まる力が弱いため、ツートーン状態は軽減されます。

 

ある程度伸びた段階でカラートリートメントを使うのをやめると、自然に色落ちしてグレイヘアが完成します。

 

ただし、カラートリートメントによっては、染料の色が残る場合もあるようです。

ベリーショートにしてしまう

一度かなり短く切ってしまい、髪が伸びるまでウィッグを使うというやり方もあります。

 

大胆な方法ですが、グレイヘアに生まれ変わるまでの時間は最短です。

 

ベリーショートが似合う人、絶対にグレイヘアにするんだという意思の強い人向けのやり方です。

美容師さんに手伝ってもらう

グレイヘアに理解のある美容師さんに出会えると、白髪育てはぐんと楽になります。

 

染めていた部分を明るくブリーチして全体に薄いカラーを入れる、伸びてきた白髪を中心に、黒髪部分の色を抜いたりしながら色を調整するなど、プロの腕で途中の見苦しさを軽減することができます。

 

ツートーン状態になりがちな途中経過も楽しめるやり方ですが、協力してくれるかどうかは美容師さん次第です。

まとめ

長年白髪染めに親しんできた人は、自分の白髪の状態がどんな感じかわからず、白髪染めを止める勇気がわかないという人も多いようです。

 

でも、自分の髪の色が、自分に似合わないわけはありません。

 

お子さんの手が離れた、仕事が変わって心機一転など、新年度は何かと自由な気分になれるとき。

 

ぜひ一度、グレイヘアへの変身も考えてみてはいかがでしょうか。