【人生100年時代の暮らし方】タレント好感度上位100人の「盛る技術」 ④35億×2!異性も同性も取り込む

テーマになっている「タレントイメージ調査」、いわゆる好感度調査ですが、この「好感度」について、ちょっと考えてほしいのです。「好感度」って、タレントだけのものではないよな・・・と思いませんか? 私たちだって、人生や仕事の重要部分は他人との接点によって作られています。つまり、相手に好感されないと「うまくいかない。」「損をする。」「使ってもらえない。」、ですよね?私たちも輝きを増し、好感度をアップしなければならないのです。 好感度が仕事や人生をアップ・ダウンさせる。そんなタレントの世界と同じなのです。 2017年以降に50位以内にランキングされているタレントから、タレントではない私たちが好感度を高めるためのヒントを抽出します。
2019/08/28

35億×2!異性も同性も取り込む

一般的に同性に好かれる人は、異性にも好かれるということが言えそうです。

 

たとえば、ある雑誌では「女性が女性に好かれる条件」の一つは、「口が軽くない、陰口を言わないこと」とありました。

 

『ウワサ好きで、表面上は笑顔で接しているのに、陰では何を言っているか分からない女性も多い』と理由付けしていました。私には実際のことは判りませんが、おそらく女性は、自分自身もそういう面があると認識しているため、そのような人に警戒するのでしょう。

 

誰にでも好かれようとするより、中立的で表裏のない人が安定して同性から好かれるようです。

 

男性の場合、動物的本能からか、友人であっても競争関係になることがあります。

 

そこで、仕事でもプライベートでも常に謙虚で、仲間を大切にする人が同性から好かれる傾向にあります。

 

気さくで、時には羽目を外して人生を楽しんでいるような、ポジティブな明るさもポイントです。「真面目さと気軽さを併せ持ったような人」といったところですね。

 

綾瀬はるかさん(女性1位)は、同性にも異性にも好かれるタイプと言えそうです。NHK大河ドラマ『八重の桜』の主演、そして映画『海街diary』の演技も高く評価されています。

 

撮影現場でも癒し系の雰囲気で、文句を言わない、悪口を言わない、自分が嫌味を言われても反論しない穏やかな性格が好感されているようです。

 

オリコンの調査による「恋人にしたい女性ランキング」で、5回第1位になるなど、男性からの人気は疑いようもなく不動です。一方で、2015年の記事になりますが週刊女性(8月4日号)に掲載された「女性に好かれる女性有名人」でも、堂々の1位でした。2位は米倉涼子さん(女性16位)、3位はローラさん(女性6位)。

 

いずれも好感度上位にランクインしています。

 

天海祐樹さん(女性3位)も、好感度ランキングの常連です。やはり「女性に好かれる女性有名人」では5位にランクインしていました。1987年に宝塚歌劇団に入団。初舞台からおよそ7年後に、男役トップスターになります。

 

その後28歳のときに退団して、ドラマの世界に進出しました。身長171cmのすらりとした美人のキャリアウーマンがはまり役で、知的な雰囲気とユーモアを兼ね備えた印象に憧れる女性が多いようです。

 

同性に好かれそうな男性タレントといえば、決め台詞「倍返し」が流行語にもなった、TBSドラマ『半沢直樹』で主人公を演じた堺雅人さん(男性30位)が浮かびます。

 

ドラマの舞台がビジネスということもあるのですが、多くの男性視聴者が食いつきました。

 

たとえ上司といえども態度を変えずに立ち向かう、凛とした姿勢に共感したビジネスマンも多かったのではないでしょうか。

 

役づくりではありますが、こうした役にリアリティを与えるのが堺雅人さんの魅力ともいえます。阿部寛さん(男性1位)も下町ロケットで主演を果たしているので、同じ理由があるかもしれません。

同性に好かれる芸能人からは、このような学びがありそうです。

  • 表裏がなく、けっして悪口を言わない。ほのぼのとした笑顔を心がける。

 

  • 人によって態度を変えない、一貫したポリシーを持つこと。

 

  • 闘う姿勢を持っていること。

とはいえ、好感度獲得のテクニック全てにおいて言えることですが、下心があって好かれようとしても、その下心を見抜かれてしまったら逆効果です。やりすぎないようにしましょうね。

 

いずれにしても、ビジネスも人生も仲間(同性)の支援が不可欠です。「誰にでも好かれる」というのは、その意味でも有効な考え方と言えそうです。

 

 

<仲間(同性)の心をつかむ原則>

  1. 相手を「褒める」
  2. 相手に「貸し」をつくる
  3. 相手との「絆」をつくる
  4. 相手に「関わって」もらう
  5. 相手に「期待」をかける
  6. 相手の「感情と理性」の両方に訴える

 

 

「褒める」を第一に挙げました。

 

ある心理学者は、人間性の最も根源的な特徴は「自分を高く評価してほしい」という願望だと言っています。

 

人は褒められると心が開くものなのでしょう。

 

その反面で、「褒めること」は「媚びること」と解釈されて仲間から嫌がられるパターンもありますよね。

 

上司や組織に媚びる、『半沢直樹の逆バージョン』のような人です。嫌ですね・・・。

 

でも、多少の「媚び」というか「相手に合わせる能力」「ご機嫌とり」は仕事や人生を円滑に進めるうえでは必要不可欠なことです。媚びではなく「空気を読む」ということです。そういう人のほうが高く評価される傾向にあります。

 

つまり、その人こそが「選ばれる人」というわけです。皆さんも心当たり、ありますよね?きっと。