【人生100年時代の資格取得】「日本城郭検定」北海道から沖縄まで!資格取得から始める全国お城巡り。

老後や定年を迎え、時間を持て余している方には、資格取得がおすすめです。 資格の種類は、趣味を楽しむための資格や人生後半を生き抜くために活躍する資格など様々です。 シニア期の膨大な自由時間を活用して資格を取得してみませんか。 今回ご紹介する資格は「日本城郭検定」です。

日本が誇る歴史的建築物「城」。いまお城ブームが来ているのをご存知でしょうか。

NHK、民放など各局でもお城の特別番組が組まれるほどです。五稜郭、小田原城、金沢城、姫路城、松山城、熊本城、首里城・・・。

日本全国北から南まで様々なお城があり、旅行者を楽しませてくれます。このお城に関する知識を問うのが「日本城郭検定」。

事前の知識があると奥深く楽しむことができるものです。お城巡りを、日本城郭検定の取得から始めるというのはいかがでしょうか。

2019/05/28

日本城郭検定と「日本100名城」

「日本城郭検定」とは公益財団法人 日本城郭協会が主催する、お城の知識を問う資格です。

 

日本城郭協会は日本100名城も選定しています。

 

日本100名城にはスタンプが設置されていて、この100名城スタンプを集めるため、全国47都道府県をスタンプ帳片手に旅する人も多数。

 

実は筆者も資格取得から城巡りの深みにハマり、日本中を旅している一人です。

筆者の日本100名城スタンプ帳

20196月の試験で14回目を数えるこの試験。

 

老若男女、受験生の幅が広いのも特徴です。

 

日本城郭検定は4級から1級まで5つの級がありますが、まずは入門級である3級の受験がお奨めです

級と出題範囲

4級 :入門レベル。

    城の基礎知識と日本100名城の知識を問う

 

3級 :初級レベル。

    城の総合知識と日本100名城の個別城郭の知識を中心に

    続日本100名城の知識も一部問う

 

2級 :中級レベル

    城の総合知識と日本100名城と続日本100名城の個別城郭の知識を問う

 

準1級:武者返級難関レベル

    3級・2級の範囲と合わせて”今回のテーマ”より重点的に出題

    20196月試験のテーマは「戦国武将と城」

 

1級 :専門家レベル

    城に関するあらゆることを問う

五稜郭も100名城の一つです

試験日・試験時間・受験料

試験日時

日本城郭検定は年2回開催されます。2019年度6月試験の例を示します。

 

開催日:2019年6月9日(日)

 

試験時間

 4級・準1級: 10:4011:50(説明10分・試験60分)

 3級・1級 : 12:4013:50(説明10分・試験60分)

 4級・準1級: 14:4015:50(説明10分・試験60分)

受験料

受験料

 4級 :3,900円

 3級 :4,600円

 2級 :5,900円

 準1級:6,700円

 1級 :9,200円

 ※中学生以下料金、早割、併願割引等、各種割引制度あり

受験会場

国内4都市

・東京

・名古屋

・大阪

・姫路

出題形式

すべて4者択一のマークシート方式です。

 

・4級:50問

 

・3級・2級・準1級・1級:100問

日本城郭検定の勉強法

3級の勉強法を中心に書きます。

 

まず公式テキストである「日本100名城公式ガイドブック」をよく読むことです。

 

テキストからまんべんなく出題されます。

 

個別城郭の知識の詰め込みになりがちですが、城の総合知識ということで、テキスト先頭にある「特集」からもよく出題されます。

 

築年や大きさなど、細かい数字を無理に覚える必要はありません。

 

3級は大まかで大丈夫。

また続日本100名城からの出題もあります。

 

勉強する必要はありますが、出題数は多くないはずですので、余力がなければさらっと流す程度でよいと思います。

日本城郭検定テキスト

公式問題集も解く必要はありますが、収録問題集は多くないため、問題集からの類似問題の出題はそれほど当てにできません。

 

それよりは実際のお城を見に行く、日頃から歴史小説や歴史ドラマに親しむ、といったことが有効です。

日本城郭検定公式問題集

まとめ

シニアなら日本全国をゆっくり旅行するといった時間もとりやすいと思います。

 

観光を楽しくしてくれるエッセンスの一つが「知識」。

 

旅行好き、歴史好き、城好きに是非とも取っていただきたい検定です。