【人生100年時代、シニア期の過ごし方】『人生後半戦、どう生きていきますか?』一生伝え続けられるコンテンツの見つけ方

人生100年時代、40代後半から50代は人生の折り返し地点といえます。この折り返しポイントをどう過ごすにより、後半戦の充実度合が変わってきます。後半戦はのんびりと旅行でもしながらゆっくり過ごそう……という計画も素晴らしいことでしょう。でも、人生の後半戦でもうひと花咲かせたいという人も多いのでは? この先、一生伝え続けられるコンテンツの見つけ方を考えていきましょう。
2019/06/21

人生後半戦をより豊かに過ごすために考えたいこと

働き続けるという選択肢

こんにちは。グレイヘアリスト™の朝倉真弓です。

 

このところ2回続けて、副業の話を書きました。

副業で人生を豊かにできる4つの理由
【副業】覚えておきたいスキルをお金に変えるサービス8選

おりしも、年金だけでは老後に2000万円足りない、いや足りるといったゴタゴタが話題になったこともあり、人生後半戦もある程度の収入を得続けたいというニーズが高まっていると感じています。

 

ただし、本業が終わったあとや休日に就く時間給の仕事は体力的な負担が大きく、人生後半戦を支える業務としては心もとないと言えます。

 

だからといって、いきなり投資の世界にチャレンジするのも怖いという人も多いはず。

 

せっかくの老後資金がなくなってしまうリスクを考えると、簡単に手を出せるものではありませんよね。

 

投資にチャレンジするのなら、定期的な収入が見込まれる本業についているうちに、余裕資金の範囲で慣れておくことが必須です。

認定講師という生き方

そこで多くの人が考えるのが、何らかの認定講師になって、人にスキルを伝える仕事をしようという方法です。

 

「認定講師」というキーワードで検索をしてみると、多種多様な団体のページに行きつきます。

 

女性が興味を持ちそうなネイルやファッションなどの講師、仕事と直結しそうな話し方やセールスに関する講師、心理学に関する講師など、さまざまな分野において、講師の養成から資格の伝授までを行っている団体があります。

 

こういった団体に所属し、資格を取って教えるという仕事に携わっていくというのも、人生後半戦を自分らしく生きるひとつの方法と言えます。

 

自分が積み上げてきた経験やスキルに近しいものがあり、その団体に愛着を持てるのであれば、非常に合理的な方法であると言えるでしょう。

人生後半戦の生き方

他人のルールに乗らない生き方もある

自分オリジナルのコンテンツが最強

ただし、認定講師には大きな弱点があります。

 

それは、自分が長年にわたって積み上げてきたオリジナルなやり方や方法論を組み合わせることに制限があるということ。

 

もちろん団体によって異なりますが、講師によって教える内容に差が出てしまうことを避けるため、テキストや話し方にいたるまで細かく指導されることもあります。

 

いわば、「他人が作ったルールに乗って行う活動」に制限されてしまうというわけです。

 

それでも良いという人もいらっしゃることでしょう。人生の後半戦に、あえてリスクを取る必要もないという考え方も分かります。

 

ですが、私の考えはちょっと違います。

 

人生の後半戦だからこそ、社会に向けて「自分を表現して生きていきたい」と思いませんか?

人生前半戦を振り返り、オリジナルコンテンツを探してみよう

人生100年時代と言われる現在、50歳は人生後半戦の始まりであり、第二の「新人」であるとも考えられます。

 

学生でも社会人でも、フレッシャーズと呼ばれる時期は、とにかくがむしゃらに変化に対応していたはず。

 

そこからたくさんの学びと気づきを得ながら、部活などの所属団体のため、会社のため、社会のため、そして家族のために貢献してきました。

 

こうして50歳を迎え、人生の折り返し地点を意識したときに、ふと思うことはないでしょうか?

 

「これからは、自分のために生きたいな、自分を表現していきたいな」と……。

 

 

たくさんの失敗や成功を経て豊かになった人生経験を活かし、再び新人として第二のスタートを切る。

 

そんなときに頼りになるのが、あなたオリジナルのコンテンツなのです。

 

 

コンテンツとは、「あなただけの個性、表現すべきもの」のこと。

 

自分だけが話せるコンテンツを見つけ、それを伝えていくことで、人生後半戦を豊かにしていきませんか?

人生の後半戦をどう生きるか

まとめ

40代後半から50代にかけて人生後半戦を意識しはじめる年齢に差し掛かったときに、ぜひやっていただきたいのが人生前半戦の棚卸しです。

 

自分の強みや得意なことを再確認し、それをコンテンツ化できないか、考えてみましょう。

 

そのコンテンツが社会に受け入れられ、感謝されるようになったら、あなたの人生の後半戦は、とてもカラフルなものになるはずです。

 

他人のルールに乗るのもいいけれど、自分のコンテンツの可能性も意識してみる。ぜひ心がけてみてください。

 

オリジナルコンテンツの具体的な見つけ方は、次回以降にお伝えしていきます。