モノが増えてしまう「原因」
「モノ」を捨てることが苦手ですか?得意ですか?
突然ですが、皆さんは、「モノを捨てること」が苦手、または、嫌だなと思う方はいらっしゃいますか。反対に「モノを捨てるのが得意」という方はいらっしゃいますか。
簡単に言えば、「モノを捨てること」が苦手、または、嫌な方は、入れる(買う)モノを少なくすればいいのです。
そうは言っても全く買わないということはできませんので、【今の皆さんにとって、本当に必要なモノだけ買う】ようにすると、捨てるモノの量は減ります。
反対に、「モノを捨てること」が得意な方は、今後もモノを買っていただき、買った分だけ捨てることができれば、家中にモノが溢れることがありません。
では、実際にどうしたらいいのか、これからお伝えしていきますね。
モノが増える理由は、「なんとなく」「タダだから」
モノが増える理由
私は、「片付けが苦手な方を対象」に、片付けの仕方をお伝えしたり、一緒に片付けをする仕事をしているのですが、お客様のお宅に伺うと本当にたくさんのモノを持っていらっしゃいます。
そのモノが本当に必要かと言うと、そうではなかったりするのですね。
「なんとなく・・・」とか、「タダだから・・・」とか。
しかし、そのようにしていると、あっと言う間に、家中、モノだらけになってしまうのです。皆さんの家は、どうですか?
住んでいる年月が長いほど「モノ」は増える!?
住んでいる年月が長いとモノが増える原因に
また、住んでいる年月が長いほど、「モノ」の量は多くなります。
例えば、皆さんが外出時に、何か1個もらってきたとするとします。家族4人で生活していれば、1人1個家の中に入れると、1日で4個増えます。そして、1週間で28個増え、なんと、1か月で120個が増えてしまうのです。
しかし、皆さんは、1個だけを入れるのではなく、毎日、なんとなく3~4個入れるので、皆さんの家は「モノ」が多いのです。ですから、これからは「必要なモノ」以外は、もらわないようにしましょう。
また、ポストに入ってくる広告も、必要でなければ、すぐに処分しましょう!
「粗品」や「無料の品」は、断りましょう
粗品はもらわない
そして、「必要ではないモノ」の代表が粗品です。粗品を配っていると、ついつい手を出してもらう事はありませんか。
今までのように「無料なら貰う!」をしていると・・・もうお分かりですね。ですから、皆さんの家は、「モノ」が溢れてしまっているのです。
そして、お客様のお宅に伺って、よく目にするのが、キッチンの食器棚や流し台の1番上の引き出しに、お箸やスプーン・フォークがたくさん入っていること。
スーパーやコンビニで、お弁当やデザートを買った際に、レジで「スプーン・フォーク・お箸は必要ですか」と聞かれますね。すると、皆さんはあまり考えもせずに、とりあえず「必要です!」と安易に手を出してしまうので、皆さんの家には、大量の「スプーン・フォーク・お箸」があるのです。
そして、皆さんは貰ってきた「スプーン・フォーク・お箸」を使うか、と言うと使わないのです。特に、女性は、もらったまま、キッチンや食器棚の引き出しに入れてしまうのです。
なので、お客様のお宅に行くと、キッチンの1番上の引き出しや食器棚の引き出しが引っかかって、開かない!のです。皆さんは、思い当たる節はありませんか。
「スプーン・フォーク・お箸」は、使って、捨てましょう!
これからは、お弁当やデザートを買って自宅で食べる際は、「スプーン・フォーク・お箸」を使って食べる方のみ、いただく。反対に、自宅の「スプーン・フォーク・お箸」を使われる方は、「結構です!」と言ってくださいね。
そして、実は、もう1つ、いただく際に注意があります。それは、「使ったら捨てる!」と言う行為です。
しかし、女性は往々にして、使い終わっても捨てずに、洗って取っておく方が多いのです。ですから、皆さんの家に「モノ」が溢れる訳なのです。
ですので、これからは、ご自宅の「スプーン・フォーク・お箸」を使ってしまう方、または、捨てられない方は、レジで聞かれたら「結構です!」と言ってくださいね。反対に、「使って捨てることができる方」のみ、いただくようにしましょう。
このように、日々の「何気ない癖」に気が付いていないことが原因で、皆さんの家にモノが増えていくのです。ですからこれからは、何度も言うようですが「とりあえずもらう!」は、しないでくださいね。
「通販番組」「実演販売」の商品を買いたくなってしまう心理とは?
要らないものを買わない
皆さんはテレビの通販番組を見ませんか?
通販番組は、いかに、皆さんに買ってもらうために、いろいろな策を練っています。そして、通販番組の1番得売れる時間帯は、朝方なのをご存知ですか?
驚かれるかもしれませんが、その時間帯は、まだ頭が起きてない状態でいながら、昔懐かしい女優さんが、その商品のすばらしさをお伝えし、「注文殺到で、あと残りいくつです!」なんて言われると、ついつい電話をしてしまった経験はありませんか。これが、余計なモノを増やしている訳なのです。
そして実演販売も注意が必要です。実演を見ると、どうしても欲しくなってきませんか?
例えば、いろいろなカットができるピーラーなど。見ていると欲しくなりますが、よく考えていただきたいのは、そのモノが「今の皆さんの生活にとって、本当に必要なのか」と言うことです。
と言うのも、お客様のお宅に伺うと、「お箸・スプーン・ホーク」以外にも、「ピーラー」を数本持っている方が多いのです。なのに、使っているのは、1、2本くらい。
同じ用途のモノが多くなれば、数が増えることで、余計に探しにくく、取り出すのもしまうのも面倒になります。ですから、実演販売にも気を付けてくださいね。