「利回りが高い」イコール「いい物件」でしょうか?
答えから先にお伝えすると、
いい物件の可能性があるというのが正解です。
利回りが高いということはまずはいいことです。
ただ、理由によります。
「利回りが高い」イコール「いい物件」でしょうか?
答えから先にお伝えすると、
いい物件の可能性があるというのが正解です。
利回りが高いということはまずはいいことです。
ただ、理由によります。
一般的には売り主の気持ちから考えると
少しでも高く売りたいので、
利回りをなるべく低くして売りたいものです。
でも何故安く売っているか?がポイントです。
簡単に「あっ!お買い得な物件だ」
と飛びついたら、恐らく罠にはまります、笑。
安く売っている理由がとても大事で、
例えば、
・相続で財産分与するため急ぎで現金に換えたい。
・会社の決算対策で、急いで換金する必要がある
・相続で引き継いだ人が賃貸業に興味がなく、売却したい
などは、かなり取引したい理由となります。
なんらかの理由で、売却することが決まっているケースだと
安めに売っているのも納得というものです。
更なる価格交渉もしやすいです。
一方、特に理由もはっきりしないのに
売却する場合は、少々注意が必要です。
もしかすると、何かが起きているのかもしれません。
通常より少し、慎重にリサーチする必要があります。
例えば、中古の車を購入することを
考えてもらえれば分かりやすいでしょう。
例えば中古のプリウスを買いたいとします。
欲しいグレードと年式の相場が、200万円だったとします。
でも、ある車だけ150万円だったら、なぜかな?
もしかして、事故車かな?
と考えるのが普通でしょう。
普通に200万円で売れるのだったら
200万円で売ればいいじゃない!
なんで、150万円なの?
この感覚が、とても大事なのです。
実は、
不動産投資ではその感覚がない人が多く、
「わーい安い」買います!的な感じで、
買ってしまう人が一定数います。
プリウスなら怪しいと思うのに、不動産投資だと掘り出し物だ!
と、なってしまいます。実に不思議です。
不動産投資も、車と同様で、
価格が安く、利回りが高いのはいいことですが、
「なんで安いのか?」というのをしっかり聞く必要があります。
疑問に思ったら、しっかり売却理由を聞きましょう。
この記事を書いた人
不動産投資で経済的自由を手にする会 代表
村田幸紀
三重県出身 1970年生まれ。 一棟物収益不動産専門のコンサルティングとしては、国内最大かつ最も歴史がある会の代表を務める。 サラリーマン時代の2004年に不動産投資を開始。 不動産投資コンサルタントから紹介された物件を購入するも、その後入居者が全員退去するという事態に見舞われる。 貯金も底をつき、あと7週間で破綻する所まで追い込まれるが、奇跡的に危機を脱する。 知識不足を痛感し、知識を増やすことに専念し、11ヶ月で5棟、 総資産4億9千万円の物件を購入することに成功する。 現在は20棟573戸を所有。 ・総資産40億円(現在価値) ・家賃収入4億円超/年(満室時) ・銀行への返済1.6億円未満/年(返済比率39%)
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