「船舶免許」、
正式には「小型船舶操縦士免許」には一級、二級、特殊の種類があります。
「船舶免許」、
正式には「小型船舶操縦士免許」には一級、二級、特殊の種類があります。
「一級」と「二級」はモーターボートの免許です。違いは陸から離れられる距離。
二級は沿岸から五海里(約9.2キロ)まで、一級は制限がありません。
海で五海里といえば相当な距離。
外洋に出るわけでなければ、二級で十分です。
「特殊」は水上オートバイの免許です。
一級、二級では水上オートバイは操縦できません。
船舶免許といえば、ふつう「二級小型船舶操縦士免許」をことを指すことが多いです。
(当記事でも「二級小型船舶操縦士免許」を「船舶免許」と省略します)
またエンジンのつかないヨットやボートは免許不要です。
船舶免許をとれば、行動範囲が海や湖の上まで広がります。
釣りが趣味であればボートフィッシングが好きなだけできますし、自身でモーターボートを操縦して海上クルーズを楽しむこともできます。
川、湖、海、豊かな水資源がある日本、船舶免許の活躍の場は無限です。
モーターボートは買わなくてもレンタルできます。
例えばヤマハのマリンクラブ・シースタイルに入会すれば、全国140箇所のホームマリーナでボートレンタルが可能です(要入会金・月会費)。
また入会や月会費不要で、使いたいときだけ借りられるマリーナもあります。
筆者もよくボートをレンタルしてよく横浜港のクルーズを楽しんでます。
船舶免許は満16歳から取得可能です。
船舶免許を取得プロセスは、自動車免許とほぼ同じ。
ボート免許教室(教習所)で講習を受け、身体検査、学科試験、実技試験に合格して、免許取得となります。
ボート免許教室では、2〜3日で一気に免許取得することができます。
自動車免許に比べると、ずっと短いですね。
国家試験免除校ならば修了試験の合格が国家試験合格相当とみなされるので、効率よく免許取得ができます。
船長たるもの、危険を回避するため、目・耳は大事。
視力0.5以上、色覚は夜間に船舶の灯火の色が識別できることなどの簡単なチェックがあります。
試験会場にメガネを忘れて再試験になっている人を見かけたことがありますが、通常落ちることはありません。
免許取得のために一般学科12時間、実技教習4時間の合計16時間(2日間)の講習が必要です。
ボート免許教室によってはこれを2日、または3日に分けて行います。
座学で小型船舶の船長として必要な知識を学びます。
内容は「操縦者の心得及び遵守事項」、「交通の方法」、「運行(一般)」の3科目です。合格のためのポイントは教官が強調して教えてくれます。
モーターボートに教官と生徒1〜数人で乗って、操縦を学びます。
操縦装置の確認、発信、各種操船、離着岸などを体験します。川(海)に落ちた人を救う人命救助も実技に組み込まれていますよ。
ここで初めてモーターボートを操縦となります。
波を受けながらまっすぐ走るということにちょっと苦戦するかもしれませんが、コツをつかめば自動車より簡単なくらい。
緊張すると思いますが、初めての体験を楽しみましょう!
講習後同じ日に、または講習とは別日に、修了試験が設定されます。
このあたりはボート免許教室ごとに異なります。
学科試験はマークシート式で50問中33問正解で合格。
実技試験は実際に教官とボートに乗っての試験となります。
実技教習で教わったことが正確に出来るかの確認となります。
費用はスクールで講習と試験料がセットになって、9万〜12万円くらいが相場です。
いくつかのボート免許教室を比べて、費用、日程、内容、設備などで納得できる教室とコースを選びましょう。
船舶免許、シニアのアクティブライフをさらにアクティブにする資格です。
ボート免許教室を利用することで取得も簡単。
あなたも船舶免許を取得して、大海原にくりだしてみませんか
この記事を書いた人
資格ライフデザイナー / モテ資格研究家
資格リッチ
人生にモテる資格、モテ資格を研究する資格マニア。 IT系資格中心に宅建/FP2級/1級小型船舶/危険物乙全類/アロマ検定/神社検定/日本城郭検定/秘書検/温泉ソムリエ/ダイエット検定/手相検定など約80個の資格を取得。 100名城登城、神社巡り、カメラ、投資、モーターボート、模型制作、筋トレなど趣味多数。2019年から東京と安曇野の二拠点生活で、セカンドライフを準備中。
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