【人生100年時代の生活を彩る洗濯術】夏に活躍した浴衣を自分で洗う方法

毎日のお洗濯。面倒に感じたり、天候に左右されたりすることもありますが、日常生活に欠かすことのできない洗濯を楽しむことで、生活に彩りを添えてみませんか。人生100年時代の生活を彩る洗濯術をご紹介します。 花火大会、お祭り、お出かけなど、夏に活躍した浴衣。暑い夏に着用する 浴衣はたくさんの汗を吸収しています。着用したあとは日陰で干して湿気を飛ばしましょう。 それでも汗のニオイ、えり裾の汚れなどが気になる場合は、洗濯することもできるんです。浴衣を自分で洗う方法をお教えします。
2019/10/17

浴衣を自分で上手に洗う方法

まずは洗濯表示を確認

まず、浴衣を洗う前にチェックしたいのが洗濯表示です。

 

「洗濯機マーク」か「手洗いマーク」がついていれば自分で洗濯できます。

「手洗い不可マーク」がついている場合は、クリーニング店などの専門店に出すようにしましょう。

色落ちテストをしてから洗おう

目立たないところに、使用するおしゃれ着用洗剤の原液をつけて、5分ほどおいて白い布で押さえます。色が落ちてしまう場合は、手早く洗うようにします。

洗う前のひと手間で浴衣が長持ち

来年もきれいに浴衣を着られるように、洗う前にひと手間をしておきましょう。

 

①まず、たもとのゴミやホコリを取ります。

 

②さらに型崩れしないように、えり部分にしつけをかけます。

しつけ糸を使い、5cm間隔ぐらいでざっくりと留めておきます。

 

③最後に汚れが目立つ部分(えり、袖、腰部分、裾など)におしゃれ着用洗剤を直接つけてなじませておきます。

浴衣を洗濯機で洗う方法

まず、左右のそで口をあわせる、そでだたみをします。

 

身ごろを4つに屏風だたみにして、洗濯ネットにぴっちりと入れて、おしゃれ着用洗剤を投入します。

 

洗濯機の「手洗いコース」を選択して、洗います。

 

脱水はシワを防ぐために、30秒程度にしておきます。

動画

浴衣を手洗いする方法

洗面ボウルに30℃以下の水を張って、おしゃれ着用洗剤を溶かしておきます。

 

洗濯機洗いと同様にたたんだ浴衣をつけて、押し洗いをします。

 

数回すすいだら、洗濯機で30秒程度脱水します。

最後にのり剤を入れると浴衣がパリッと仕上がる

洗濯機の場合も、手洗いの場合も、最後にのり剤を使うと、来年もパリッとした浴衣を着ることができます。

 

使い方は、最後のすすぎの段階でのり剤を入れるだけ。

 

最後に軽く脱水します。

洗った浴衣の干し方

脱水が終わったらすぐに取り出して、手でたたいて、シワをのばします。

 

特にえりの形や縫い目の方向をととのえておきましょう。

 

袖から物干しざおを通し、陰干しをします。

 

乾いたら、衿のしつけを外して、しまっておきます。

 

 

浴衣は思った以上に簡単に洗えます。

 

洗濯表示、色落ち、型崩れに注意して、汚れを落とし、来年もきれいに着られるように、しまっておきましょう。