【人生100年時代の生活を彩る洗濯術】ちゃんと見ていますか? 覚えておけば得をする”洗濯表示”!

毎日のお洗濯。面倒に感じたり、天候に左右されたりすることもありますが、日常生活に欠かすことのできない洗濯を楽しむことで、生活に彩りを添えてみませんか。人生100年時代の生活を彩る洗濯術をご紹介します。 衣類の選択に役立つ洗濯表示が、従来のJIS規格のものから、世界規格の絵表示に変更されました。昔の衣類と最近の衣類では表示が違うことにお気づきですか?暗号のような新絵表示。難しそうに見えますがコツを覚えれば簡単です。
2020/04/15

覚えるべきは記号の絵記号の規則性!

従来の洗濯表示は、桶の上に「手洗イ」と書いてあったり、◯の中に「ドライ・セキユ系」と表示してあるなど、日本語で表示されていたので、感覚的に記号を読み解くことができました。

 

しかし世界基準の新表示には、日本語表記がないため絵表示の数も22種類から41種類へと大幅に増えました。

 

しかし、悪いことばかりではありません。

 

今までの絵表示は、水で洗えるか、洗えないかなど曖昧な表記だったのに対して、新しい絵表示は「洗濯の上限」を明記しているので、洗濯物の取り扱い方法がわかりやすくなりました。

出典:経済産業省・新しい洗濯

 

新表示は大きく分けると、

洗濯方法「桶マーク」、漂白「△」、乾燥「□」、アイロン「アイロンマーク」、クリーニング「◯」の5つ。

 

表の左ほど重要で、家庭でのお洗濯で見るべきは、洗濯方法「桶マーク」と漂白「△」の2つです。

 

逆に「◯」はクリーニング業者向けの表示なので、覚える必要はありません。

 

それぞれの記号につけられている不可記号は、温度や強さを表します。

 

線は強さ。

線が多いほど、「弱く」なります。

例えば、このマークは、『液温40度を限界として、洗濯機で非常に弱い洗濯ができる』ということになります。

点は温度。

点が多いほど、「高く」なります。

 

「・」は110度、「・・」は150度、「・・・」は200度を限界とすることを表します。

 

数字は今まで通り「温度」です。

つまりこのマークは、『底面温度を200度を限界とし、アイロン仕上げができる』という意味になります。

「×」は今まで同様に「禁止」です。

困った時はスマートフォンアプリがオススメ!

スマートフォンで洗濯表示を調べられるアプリも登場しています。

 

その名も「これ洗える?」。

 

 

洗濯表示をチェックして、洗えるか洗えないかを表示してくれます。

 

洗濯方法に困った時や大切な衣類のお洗濯に活用しましょう。