【人生100年時代の生活を彩る洗濯術】衣替えに。“しまい洗い”という巧みな整理術。

毎日のお洗濯。面倒に感じたり、天候に左右されたりすることもありますが、日常生活に欠かすことのできない洗濯を楽しむことで、生活に彩りを添えてみませんか。人生100年時代の生活を彩る洗濯術をご紹介します。 そろそろ衣替えをしないと・・・という時に行いたいのが“しまい洗い”。今年買ったお気に入りの夏服、しっかりお洗濯して収納して、来年も気持ち良く着たいものです。 夏服の上手な“しまい洗い”について一緒に考えていきましょう。
2020/02/24

汗と皮脂による黄ば対策

久しぶりに出した夏服、何だかうっすら黄ばんでる!

 

夏服のトラブルといえば、黄ばみではないでしょうか。

 

白やパステルカラーの淡い色の服は、黄ばみが目立ちます。

 

いやな黄ばみの原因は、汗と皮脂。暑い夏は汗をたくさんかきますが、皮脂分泌も盛んです。

 

毎回きちんと洗濯していても、繊維の中に汚れが残ってしまい、時間がたつと黄ばんでしまいます。

 

黄ばみだけではなく、不快な臭いも発生させてしまうため、しまう前の選択には注意が必要です。

黄ばみ退治には、熱湯洗いが効果的!

黄ばみを発生させないためにも、衣替えの際はしっかり洗濯をしましょう。

 

ニオイ残りが気になる際には熱湯洗いできれいに汚れを落としましょう。

黄ばみの原因となる汚れを落とすだけではなく、不快な臭いも消してくれます。

 

特に、汗をかく襟ぐり、わき、袖部分は、濃い目の洗濯水でもみ洗いしましょう。

 

熱湯洗い後は、いつも通り洗濯機で洗います。

洗濯時は、洗濯ネットを使おう

型崩れしやすいものやレースやビーズなどの飾りがあるもの、ボタンやホックがひっかかりやすいものは、洗濯ネットに入れて洗います。

 

洗濯ネットのサイズは、洋服を一枚入れてぴったり収まるのがベスト。生地がこすれて傷むのを防ぎます。

 

毛羽立ちが気になる衣類は、裏返して洗うと良いでしょう。

大切な衣類を収納するポイント

きれいに洗濯した衣類は、しっかり収納して来年まで保管します。

 

たんすやクローゼットに詰め込みすぎると、しわになったり、防虫剤が充分に行きわたりません。

 

ポイントは、収納スペースに余裕を持たせて衣類を入れること。

 

型崩れしやすいニットなどはハンガーにかけず、たたんでしまいます。

 

虫食い対策には防虫剤を、湿気カビ対策には除湿剤を入れておくと効果的です。