【人生100年時代の生活を彩る洗濯術】熱湯洗いを覚えよう。洗っても匂いが取れないときの除菌対処法。

毎日のお洗濯。面倒に感じたり、天候に左右されたりすることもありますが、日常生活に欠かすことのできない洗濯を楽しむことで、生活に彩りを添えてみませんか。人生100年時代の生活を彩る洗濯術をご紹介します。 汗をかいた衣類はすぐに洗濯するのが鉄則ですが、高残香の柔軟剤を使っても何となく汗のニオイが取れないことも。 そこで今回は、菌のニオイをキレイに落とす方法をお教えます。  
2020/02/23

どうして衣類に汗のニオイが残るの?

実は汗にニオイはありません。

 

衣服についてしまった汗のニオイの原因は菌の繁殖によって発せられたもの。

 

衣服についた汗に皮脂やアカが混ざり雑菌が発生し、ニオイの原因になっています。

 

雑菌は高温多湿を好むので夏から秋は要注意!

 

菌が繁殖する前に洗濯できればベストですが、何度も洗濯するのも手間がかかります。

 

ところが一度、衣服にニオイがついてしまうと、普段通りに洗っただけでは落ちません。

 

このニオイの原因の雑菌を退治するのに効果があるのが「熱湯洗い」です。

汗のニオイを取る 熱湯洗いの方法

用意するのは「たらい」と「熱めのお湯(50度程度)」。

 

たらいに熱めのお湯を注ぎ、衣類を浸します。

 

お湯だけでも効果はありますが、汚れも落としやすくしたい場合は、洗剤を入れて軽くもみ洗いするのもオススメです。

 

20~30分つけおいたら洗濯機に入れ、いつも通り洗濯します。「熱湯洗い」は通常の洗濯の下準備です。

 

ひと手間をかけることで、ニオイを効果的に落とすことができます。

熱湯洗の注意点

熱湯洗いでは、熱めのお湯を使いますが、お湯の温度が高いほど、色落ちしやすいので注意が必要です。

 

色柄物を洗濯する際は注意しましょう。

 

お風呂の残り湯は皮脂やアカが含まれていて雑菌が繁殖しやすいので、熱湯洗いをした衣服の洗濯には、使わないことをオススメします。

 

 

洗濯してもとれない汗のニオイがきになる時は熱湯洗いを試してみてください。