【人生100年時代の生活を彩る洗濯術】柔軟剤の“香害”クレームが国民生活センターにも届いている。

毎日のお洗濯。面倒に感じたり、天候に左右されたりすることもありますが、日常生活に欠かすことのできない洗濯を楽しむことで、生活に彩りを添えてみませんか。人生100年時代の生活を彩る洗濯術をご紹介します。 洗濯洗剤や柔軟剤を使っている方必見。 その香り、周りの人に不快な思いを与えていませんか? 国民生活センターにも「洗濯用洗浄剤」の匂いについての相談が多く寄せられるようです。 シャボン玉石けん株式会社では、2016年4月22~28日に、20〜50代の女性を対象に「香り付き洗濯洗剤に関する調査」を行っています。それによると、全体の約半数が香り付きの洗濯洗剤を毎日使用しているそうです。
2020/02/17

「人工的な香料のニオイ」による被害が増加

そして、32%の人が「人工的な香料のニオイ」による不調をうったえています。

 

「香害」によって、頭痛、めまい、吐き気、関節痛などの体調不良を起こします。

喘息やアレルギー性鼻炎につながることも

最近人気の柔軟剤は、香りが長持ちする高残香性のものが増えています。

 

毎日同じ柔軟剤を使うと、そのニオイに慣れてしまい、さらに強く香りをつけるために、柔軟剤の量を倍増させてしまう人も。

 

なんと、ニオイの強い香料を日常的に吸い込んでいた場合、鼻や目から影響を受けて、喘息やアレルギー性鼻炎などを起こす可能性もあるのだとか。

柔軟剤や洗濯洗剤を正しい手順で使用しよう

柔軟剤や香り付きの洗濯洗剤は正しく使うことで、その効果を発揮できます。

 

柔軟剤を使うタイミングは、「最後のすすぎ」。これが基本です。適量を入れて、脱水を終えたら、すぐに干しましょう。

 

洗濯機の中に入れっぱなしにしておくと、雑菌が繁殖し、ニオイの原因になります。

 

強すぎず、程よく香る程度に柔軟剤や洗濯洗剤を正しく使って周りの人に不快感を与えないように心がけましょう。