今回の調査では、女性の回答者1000名に家事や地域社会での貢献を時給に換算してもらい、それぞれの平均値を発表しています。
一番高かったのが「未就学児の育児・世話」で、2015年の調査より 10円上昇して1,315円という結果に。
ついで、「小学生以上の子どもの育児・世話」で40円上昇して1,109円、「食事の準備・後片付け」は2円減少して997円、「掃除・洗濯」は16円減少して883円、「お買い物」は10円減少して804円、「地域社会での貢献」は24円減少して 803円となっています。
これは、東京都の現在の最低賃金が時給907円であることを考えるとだいぶ控えめな金額と言えそうです。
未就学児の育児・世話 1,315円
小学生以上の子どもの育児・世話 1,109円
食事の準備・後片付け 997円
掃除・洗濯 883円
お買い物 804円
地域社会での貢献 803円
例えば、専業主婦がやっている家事労働を代行サービスにお願いするとすると、簡単なお掃除でも1時間あたり1800円。ベビーシッターなら2000円ほどかかります。
その他にも、お弁当作り(時給3000円)、食器洗いや掃除、洗濯など(時給1000円)、買い出し・食事作り、義理の家族の世話など(時給3000円)と考えて、平均時給換算すると約2500円。
8時間を超えた労働時間はサラリーマンの残業割増にあたるので3割増、休日は休日出勤手当として計算すると、専業主婦の年収は1200 万円近くになるといいます。