【人生100年時代の生活を彩る洗濯術】日々の家事負担を時給換算。掃除・洗濯の馬鹿にならない金額とは?

毎日のお洗濯。面倒に感じたり、天候に左右されたりすることもありますが、日常生活に欠かすことのできない洗濯を楽しむことで、生活に彩りを添えてみませんか。人生100年時代の生活を彩る洗濯術をご紹介します。 掃除や洗濯、食事の準備、片付け、買い物、育児……家事にもいろいろあります。 これらがすべて女性の仕事だと思っているなら、少し時代遅れな考え方かもしれません。 「女性活躍推進法」が施行され、女性の社会での活躍が期待されていますが、女性が活躍するためには、日々の家事負担も家族で分担する必要があります。 ソニー生命保険株式会社が2016年2月5〜6日にかけて、全国の20〜69歳の女性1,000名を対象に「女性の活躍に関する調査」を実施しました。今回は、その調査の中から女性の家事を時給に換算した結果をご紹介します。
2020/02/04

掃除・洗濯は時給883円

今回の調査では、女性の回答者1000名に家事や地域社会での貢献を時給に換算してもらい、それぞれの平均値を発表しています。

 

一番高かったのが「未就学児の育児・世話」で、2015年の調査より 10円上昇して1,315円という結果に。

 

ついで、「小学生以上の子どもの育児・世話」で40円上昇して1,109円、「食事の準備・後片付け」は2円減少して997円、「掃除・洗濯」は16円減少して883円、「お買い物」は10円減少して804円、「地域社会での貢献」は24円減少して 803円となっています。

 

これは、東京都の現在の最低賃金が時給907円であることを考えるとだいぶ控えめな金額と言えそうです。

 

未就学児の育児・世話 1,315円
小学生以上の子どもの育児・世話 1,109円
食事の準備・後片付け 997円
掃除・洗濯 883円
お買い物 804円
地域社会での貢献 803円

 

例えば、専業主婦がやっている家事労働を代行サービスにお願いするとすると、簡単なお掃除でも1時間あたり1800円。ベビーシッターなら2000円ほどかかります。

 

その他にも、お弁当作り(時給3000円)、食器洗いや掃除、洗濯など(時給1000円)、買い出し・食事作り、義理の家族の世話など(時給3000円)と考えて、平均時給換算すると約2500円。

 

8時間を超えた労働時間はサラリーマンの残業割増にあたるので3割増、休日は休日出勤手当として計算すると、専業主婦の年収は1200 万円近くになるといいます。

たまには家事を代行サービスに

専業主婦の本当の年収からもわかるように、毎日の家事は重労働。

 

やはり女性が社会で活躍するためには、協力しあうことが大切です。

 

例えば、月に1度は掃除を業者にお願いしてみたり、週に1回は洗濯を代行サービスに出したり、お互いの負担を減らして、家族のコミュニケーションの時間に当てるなどしてみてはいかがでしょうか。