【人生100年時代の生活を彩る洗濯術】ファスナーの滑りが悪い!バッグやブーツによくあるトラブル解消法とは。

毎日のお洗濯。面倒に感じたり、天候に左右されたりすることもありますが、日常生活に欠かすことのできない洗濯を楽しむことで、生活に彩りを添えてみませんか。人生100年時代の生活を彩る洗濯術をご紹介します。 衣類にもバッグにもブーツにも様々なところに使われているファスナー。 特に衣類のファスナーは、洗濯をした後、急にすべりが悪くなって、無理に閉めたら、生地をかんでしまうことも。 現在私たちがよく使っているファスナーには、「金属ファスナー」、「樹脂ファスナー」、樹脂をエレメントとしてテープに射出成型した「ビロンスファスナー」の3つの種類があります。 これらのファスナーのすべりが悪くなった時の解決方法を覚えておくと役立ちます。
2020/01/17

こんなに簡単! ファスナーをすべりやすくする方法

ファスナーは、1891年にアメリカ人のホイットコム・ジャドソンが靴ヒモを結ぶ不便さを解決しようと考案したものなんだそうです。

 

歯車の原理を利用して開閉をしているファスナーは、クリーニングや洗濯をすることで、潤滑油が減ってしまうとファスナーがすべりづらくなります。

 

ファスナーがすべりづらくなったときは、意外に簡単な方法で解決することができます。

ろうそくのロウを使う

歯ブラシ(使い古したものでOK)にろうそくのロウを、ゴシゴシ擦りつけます。

 

そして、ファスナーのすべりの悪い部分を歯ブラシでシャッシャッと擦ります。

 

その後、ファスナーを何回か開閉することでなじませ、滑りを確認してみましょう。

 

ろうそくはなるべく白いものや蜜ろうを使います。

 

色つきのろうそくだと、ファスナーに色がうつってしまうので、注意が必要です。

石鹸を使う

ろうそくがない場合は、石鹸を使いましょう。

 

ろうそくと同じ要領で、歯ブラシに石鹸を擦りつけ、滑りが悪い部分を歯ブラシで擦ります。

シリコンスプレーを使う

シリコンオイルの潤滑剤でゴム、プラスティックに使うことができるシリコンスプレーも便利です。

 

油と違って、匂いやギトギト感がなく、表面に膜を作ってくれるので、便利に使えます。ファスナー以外に、サッシやドアの滑りが悪い時にも使えるので、常備しておくといざというときに助かります。

ファスナーの滑りの悪さは油分不足。

ファスナーの滑りは、のちのちのトラブルの元にもなりかねません。

 

石鹸やろうそくは意外と身近にあるものなので、困った時は試してみてください。

 

バッグやポーチ、お財布などにも効果があります。