【人生100年時代の生活を彩る洗濯術】オシャレ、カワイイ、カッコイイ!世界のコインランドリーを紹介

毎日のお洗濯。面倒に感じたり、天候に左右されたりすることもありますが、日常生活に欠かすことのできない洗濯を楽しむことで、生活に彩りを添えてみませんか。人生100年時代の生活を彩る洗濯術をご紹介します。 コインランドリーというと、何となく薄暗くて、洗濯機と乾燥機が無機質に並んでいて、ベンチでマンガを読んでいる男子がいる……というイメージ。厚生労働省の調査によると、2013年度のコインランドリーの数は、16,693軒。2年前の調査より約4.4%増えており、ここ数年、コインランドリーは増加傾向にあるといいます。 なぜコインランドリーが増えているのでしょうか? そこにはライフスタイルとニーズの変化があるといいます。例えばタワーマンションでは外に洗濯物を干せなかったり、花粉症などのアレルギーで外干しを控えている人もいます。 コインランドリーと自宅の洗濯機の併用をしている人たちから注目を集めているのが、今までのイメージを覆すようなおしゃれなコインランドリーです。 そこで今回は、世界のかっこいいコインランドリーを見ていきましょう。
2020/01/15

洗濯を待っている間も楽しい、世界のコインランドリー

「Spin Laundry Lounge」(アメリカ・ポートランド)

出典:www.spinlaundrylounge.com

 

20代の女性実業家、モーガン・ギャリーさんがオープンした、カフェ併設のエコフレンドリーなコインランドリー。

 

ここで使っている洗濯機は、洗濯から乾燥まで約45分と世界一エネルギー効率の良い最新のマシン。

 

洗剤ももちろんナチュラルなものを使用しています。

出典:www.spinlaundrylounge.com

 

スマートフォンで事前に、空いているマシンがあるかを確かめたり、洗濯が終わりそうなタイミングでテキストメッセージを送ってもらうことも可能です。

出典:www.spinlaundrylounge.com

 

Ground Kontrolの古典的なアーケードゲームとピンボールも置いています。

出典:www.spinlaundrylounge.com

 

カフェバーは、朝8時から夜中まで開店コーヒーや紅茶、クラフトビールワインのほか、地元で採れた有機野菜サラダやパニーニなどを楽しむことができます。

出典:www.spinlaundrylounge.com

 

洗濯の時間がない人のために、洗濯代行サービスも。

 

このお店のサービスについては動画でもご覧いただけます(全編英語)。

webサイト:www.spinlaundrylounge.com

「WORLD’S LARGEST LAUNDROMAT」(アメリカ・シセロ)

出典:www.worldslargestlaundry.com

 

その名の通り、自称「世界一大きなコインランドリー」。

 

1999年にトム・ベンソンさんが家族向けのコインランドリーとしてオープンしました。

 

24時間365日、休むことなく営業しています。

 

店内には、157台の洗濯機、145台の乾燥機、50台の液晶スクリーンがあります。

 

その他に、ゲームセンターやスーパーマーケット、子供用のプレイエリア、自動販売機エリアなど、1日中いても飽きそうにありません。

出典:www.worldslargestlaundry.com

 

毎週水曜日は「ピザ・ナイト」を開催。ピザを無料で振る舞っているそう。

出典:www.worldslargestlaundry.com

 

すべての電力は、ソーラー発電でまかなっているのもすごいところ。

 

写真左がオーナーのトム・ベンソンさん。

出典:www.worldslargestlaundry.com

 

近所の飲食店と協力するなど、地域住民の第三の場として、愛されています。

 

すべての規模がアメリカンな印象の店内は、動画でご覧いただけます。

webサイト:www.worldslargestlaundry.com

「The Laundromat Cafe」(デンマーク・コペンハーゲン)

出典:www.facebook.com/laundromatcafe

 

2004年にデーンマーク・コペンハーベンにオープンしたカフェ併設のコインランドリー。

 

カフェでは、ハンドメイドケーキ、食事、ジュース、ミルクセーキ、コーヒー紅茶のほか、ワインや約40種類のビールなどのアルコール類も提供しています。

出典:www.facebook.com/laundromatcafe

 

赤を基調とした店内に、洗濯機も同色で揃えています。

 

デザイン性の高さは北欧ならでは。子供のためのプレイスペースも完備しています。

出典:www.facebook.com/laundromatcafe

 

各店舗には数千冊の本があり、自由に読むことができます。

出典:www.facebook.com/laundromatcafe

 

なんと日本にも出店の予定があり、日本初出店は大阪の予定なのだとか。

 

ウェブサイトには、「2015年にオープン予定」とあるので、近い将来、デンマーク発のおしゃれコインランドリーがお目見えするかもしれません。

 

webサイト:www.thelaundromatcafe.com/en/home

「SPLASH」(スペイン・バルセロナ)

出典:www.facebook.com/pages/SPLASH_BCN/476841875666424

 

近未来的なネオンが印象的なスペイン・バルセロナのコインランドリー「SPLASH」。

 

無駄なものが一切ない、シンプルでかっこいい店内は、まるでクラブのようなイメージです。

出典:www.facebook.com/pages/SPLASH_BCN/476841875666424

 

大学が近くにあり、学生たちが多く利用しています。

 

定期的にバンドを招き、ライブも開催されているのだとか。

出典:www.facebook.com/pages/SPLASH_BCN/476841875666424

 

洗濯機付近は、上からオレンジのライトを照らし、落ち着いた雰囲気になっているのもおしゃれ。

 

洗濯は、ひどい汚れを落とす「エクストラウォッシュ」、赤ちゃんやアレルギーの人のために洗剤の残留量を低減する「エクストラリンス」、厚手の生地用の「エクストラスピン」の3つのオプションを選ぶこともできます。

 

webサイト:www.splashlaundry.es

「WASBER」(ベルギー・アントワープ)

出典:www.facebook.com/WASBAR.BE

 

「WASBAR」は、2012年にベルギーの首都ブリュッセルから約50kmの距離にある古都ヘントにオープンしたコインランドリー。

 

バーやカフェに加えて、美容室まで併設しています。

 

オーナーのドリース・ヘナウさんとユーリ・ファンデンボーガールデさんが「退屈で古びたランドリーが多い。

 

音楽や飲食も提供できれば、より良い雰囲気の空間を作れるはず」と思い、おしゃれなコインランドリーを作ったのだそう。

出典:www.facebook.com/WASBAR.BE

 

まるでカフェのようなおしゃれすぎる店内。

 

インテリアデザインは、アントワープを拠点に活躍するデザインスタジオPinkeyeが手がけています。

 

無料Wi-Fiも完備しているので、待ち時間に仕事をすることも。

出典:www.facebook.com/WASBAR.BE

 

店内では、ミニライブを開催することも。

 

洗濯機が写っているのもコインランドリーならでは。

出典:www.facebook.com/WASBAR.BE

 

店員さんたちもとってもおしゃれ。

 

ユニフォームのエプロンは、デニム生地で、デニムブランド「Lee」とのダブルネームになっています。

出典:www.facebook.com/WASBAR.BE

 

上の写真に写っている2人が、この店を立ち上げた、ドリース・ヘナウさんとユーリ・ファンデンボーガールデさん。

 

地元テレビ局の起業アイデアを競う番組に出演し、応募者約800名のなかから見事優勝を勝ち取ったそう。

 

おしゃれな店内は動画でも見ることができます。

webサイト:www.wasbar.com

「WASH&FOLD」(日本)

もちろん日本にもおしゃれなコインランドリーがあります。

 

WASH&FOLDは日本全国に11店舗を構える、コインランドリーを併設した洗濯代行サービス専門店です。

 

ウッディーで落ち着いた雰囲気の店内は、まるでカフェのよう。

 

ウェイティングスペースでは、雑誌や本を読みながら、無料でお茶やコーヒーを飲むことができます。

WASH&FOLDベイシティ晴海店

WASH&FOLD名古屋星ヶ丘店

 

地域密着型の店舗が多く、なかでも「WASH&FOLD名古屋星ヶ丘店」では、2階のスペースをフリーマーケットやヨガ教室などに貸し出しています。

WASH&FOLD代々木店

 

洗濯代行サービスは、専用のランドリーバッグに詰められるだけ詰めて、集荷をお願いするか、お店に持ち込むと、洗濯乾燥し、ていねいに手たたみをして、戻してくれます。

 

webサイト:www.wash-fold.com

日本もおしゃれコインランドリー激戦区に!?

世界にはまだまだおしゃれで最先端のコインランドリーがあります。

 

日本でもそのうち、ちょっとコインランドリーまでお茶や食事に行く、という日も遠くはないのかもしれません。