1・さあ、お洗濯モードにシフトチェンジ。
スタートはヴォーカルが邪魔にならないフュージョン系から。
ゆったり始まってサンバになっていくスキャットが、朝起きたばかりのちょっとぼんやりした頭を、少しずつお洗濯モードにしてくれます。
2・香る洗剤を入れたら、スイッチオン。
Joe Sample「Burnin’ Up The Carnival」
惜しくも’14年に亡くなった、ジャズ=フュージョンピアニストの第一人者によるサンバフュージョン。
洗濯物を集めて選り分けて、好きな香りの洗剤と柔軟剤を入れたら、気持ちのいいお洗濯のスタート。
3・爽やかな風を感じる、洗濯干しの時間を。
土岐麻子「Summer Nude」
ご存知、真心ブラザーズの名曲を歌うのは、澄んだ声の美しい土岐麻子さん。
“はためくTシャツよ誇らしげ〜♪” キレイに洗ったシャツのシワをピンと伸ばして、ベランダの洗濯干しも心躍らせて。

4・乾燥機で、ドライ・ドライ・ドライ!
Perez Prado「Al Compas Del Mambo」
1940年代後半に世界中で爆発的に流行したダンスミュージック、マンボ。
某トーク番組のテーマ曲にもなった軽快で熱いサウンドは、ぐるぐるリズミカルに回る乾燥機のよう! なんだか早く乾きそうな予感がします。
5・洗濯物が乾くまで、ちょっと一息。
Ikkubaru「Love Me Again」
インドネシアのバンドから1曲。日本のシティポップ好きとあって山下達郎1st収録曲「Last Step」の影響も見えたり。
洗濯物が乾くまでの時間、コーヒーでも淹れて異国に想いを馳せ、のんびりと。
6・たたんで仕舞うまでが、お洗濯です。
キリンジ「グッデイ・グッバイ」
キリンジの数ある曲の中でも、とりわけサニーな1曲。洗剤のCM曲なんかにもピッタリかも。
洗濯物を取り込んでたたみ、クローゼットに仕舞えば、今日のお洗濯終了。タオルやシーツがきれいになったら、気持ちのいい明日が迎えられそう!
(selected music by norinori)

この記事を書いた人

株式会社アピッシュ 代表取締役社長
山崎美香
洗濯代行サービスのパイオニア「WASH&FOLD」1998年7月 創業。創業当時は渋谷区神宮前にて飲食業を中心に事業展開。新規のケータリング事業の視察で米国に出張した際、現地のコインランドリーで“WASH&FOLD”というビジネスと出会う。その後、2005年3月に日本発出店となる1号店を渋谷区代々木にて「お洗濯から解放される新習慣」をコンセプトとする洗濯代行サービス「WASH&FOLD」をオープン。2017年4月には旗艦店として中目黒高架下店をオープン、現在は25店舗を展開中。
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