ダウンジャケットの取扱い絵表示を見て、自分で洗っても大丈夫なものかチェックしましょう。
自分で洗う前に洗濯表示を確認

◼︎手洗いマーク、洗濯マーク

→自分で洗えます
◼︎手洗い不可マーク、ドライマーク

→クリーニングに出すことをおすすめします
自分で洗う前に注意したい3つのこと
ダウンジャケットは大きくてかさばり、軽くて浮きやすいので、大きめの桶か洗濯槽、洗面台などで洗いましょう。
①ダウンジャケットに適した洗剤を選びましょう
普通の洗濯洗剤で洗ってしまうと、ダウンの羽毛を痛める可能性があります。ダウン素材にはアルカリ性に弱いので、中性洗剤などのおしゃれ着洗い用洗剤を使いましょう。
②ファスナーやボタンは閉じておきます
洗濯中に引っかかって、布地を痛めないために事前に閉じておきます。フードなどにファーが付いている場合は外しておきましょう。
③袖口やエリ、ポケット口などの汚れは前処理をします
汚れが目立つ部分は、中性洗剤の原液をスポンジにつけて、軽くたたいて落とします。汚れがひどい部分は、「洗濯用ブラシ」で優しくこすって落としましょう。布を痛めないように優しくこすることが大切です。
ダウンジャケットを自分でキレイできる洗い方とは
洗濯槽または洗濯桶に洗濯液を作ります
ダウンジャケットが浸かる程度に30度以下の水を入れて、表示に従い中性洗剤を入れます。
ダウンジャケットを浸して押し洗いします
ジャケットを浸して、40回程度押し洗いをします。両手のひらで、押したり浮かしたりしながら上下に動かし、洗濯液が浸透するように洗います。もみ洗いはNG。中の羽毛を痛めてしまいます。
脱水をして2回以上しっかりすすぎます
押し洗いの要領で水が濁らなくなるまでしっかりすすぎます。
柔軟剤を入れます
ふっくらと仕上がるように、表示に従い柔軟剤を入れます。
最後に脱水します
手で押し絞った後は、タオルで余分な水分を吸い取ります。
ダウンがふんわりする、正しい乾燥方法

風通しのよい場所に干す
干す前にしっかりとシワを伸ばし、ジャケットの肩部分を持って、全体の羽毛が偏らないように軽く振ります。
ハンガーにかけて、風通しのよい場所に干しましょう。
コインランドリーの乾燥機を使う

ダウンジャケットを裏返して、コインランドリーの乾燥機で乾かせば、乾燥機の熱で空気が膨張し、ダウン全体に空気を行き渡り、ふっくらと仕上がります!
思った以上にカンタン! ダウンジャケットを洗って気持ちよく着よう。
いかがでしたか? ダウンジャケットは意外とカンタンに洗えます。
気になる汚れやニオイを落として、今年の冬もお気に入りのダウンをたくさん着ましょう。
※素材によっては自分で洗えないものがあります

この記事を書いた人

株式会社アピッシュ 代表取締役社長
山崎美香
洗濯代行サービスのパイオニア「WASH&FOLD」1998年7月 創業。創業当時は渋谷区神宮前にて飲食業を中心に事業展開。新規のケータリング事業の視察で米国に出張した際、現地のコインランドリーで“WASH&FOLD”というビジネスと出会う。その後、2005年3月に日本発出店となる1号店を渋谷区代々木にて「お洗濯から解放される新習慣」をコンセプトとする洗濯代行サービス「WASH&FOLD」をオープン。2017年4月には旗艦店として中目黒高架下店をオープン、現在は25店舗を展開中。
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