【読書こそが、元気で長生きする秘訣】という結論。工学博士が「速読」を薦める本当の理由とは。

「あなたにとって、健康で長生きするのに必要なことは?」その答えは人それぞれ、様々です。 筆者はその中でも【読書】が健康寿命と深く関係していると考えています。読書は私たちの何を変えるのでしょうか。
2019/12/10

人生100年時代・・・これからが人生の本番!

「人生100年時代」とのこと。

 

私自身、70才になろうとしていますので、人生100年に向かっている真っ只中の一人です。

 

友人には、特に退職してゆったり、マイペースで過ごしている人も少なくないのですが、私自身は、仕事は「これからが本番」と思っています。

 

と言うのは、中学時代から慢性腎炎と診断され、むくみがよく出て、勉強も遊びも、さらには仕事もすべて中途半端で生きていきました。

 

健康問題を克服できた今、若い時より、ずっと健康で、頭の回転も少し良くなったような気がしているのです。

 

まさに今こそ、心の奥底にしまってきたことを実現するときだと、思えてしまうのです。

 

このサイトにアクセスしたあなたも、そんな想いの持ち主ではないでしょうか。

「健康で長生き」するには?

ひょっとして私の仕事に興味を持っていただけたかもしれません。

 

実は、健康で長生きすることに一番深く関係することをしています。

 

AIの結論 「健康寿命を延ばすのは【読書】」

2018年10月13日、NHKスペシャル「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」という番組が放映されました。

 

テーマは「健康寿命」でしたから、ご覧になった方も多いと思います。

 

健康寿命と最も関係しているのは何なのか、AIを使った研究の結論は、食べ物でも運動でもなく、「読書」だったのです。

研究の内容(イェール大学)

イェール大学の研究でも、読書習慣のある人はない人より23ヶ月長生きだとか。

 

しかも、性別や健康状態、財産、学歴に関係なく、純粋に本を読むことが長寿につながるという結論とのことでした。

 

図書館の近くに住んでいる人は、要介護リスクが低いという研究もあるとのこと。

 

読書好きの私は、この特集の結論を読んで、感激感動しました。

今後重要になるのは、”読書力を伸ばすこと”

実は、私の仕事は、「読書力を伸ばす」ことです。

 

子供から高齢者まで、読書力を伸ばす指導をしています。

 

高齢になると、「イヤ〜、集中力がなくなって」とか「老眼で目が疲れて」とか「読む体力が・・・」などなど、読書力が低下して本を読めなくなった訳を聞かせてくれます。

 

しかし、その気になれば、これらのことは解消できるのです。

「読書力」と「速読法」と「脳」の関係

「読書力を伸ばす」仕事、そんなの聞いたことがないと言われそうですが、世間では「速読法」に分類されます。

 

ですから、私は、一応「速読法」の指導者、「速読教育」の先生ということになります。

 

教室を開講してから、今年で36年目、大学の先生方や研究者と一緒に、速読中の脳の活動を測定したこともあり、その結果は、NHKニュースや「ためしてガッテン」、Eテレなどで取り上げられました。

 

これらの番組では、速読できるようになると、脳が活性化することが報じられたのですが、ひょっとしてあの活性化が「元気で長生きする」要因なのでは・・・・・・と、結構納得しています。

誰もが死ぬ間際まで元気で、寝たきりや介護状態などにならずに人生を送りたいもの。そんな理想的な暮らしを簡単に実現する方法はあるのか? NHKが開発した人工知能「AIひろし」から番組スタッフが導き出したのが、「運動よりも食事よりも、読書が大事」という提言。これまでの常識を覆す数々の提言について検証した。
NHKスペシャル【「運動よりも読書で健康になる!?」 AIが示す「健康長寿」の方法】