柚子胡椒って、鍋以外に使い道が分からないとお客様から言われる事があります。
そもそも柚子胡椒は柚子の皮と唐辛子と塩で作られていて、その柑橘の香りが爽やかでほのかな酸味と唐辛子のピりっとした辛味が特徴ですよね。
それは鍋等のアクセントにもちろんいいですが、ドレッシングやアレンジマヨネーズソース等に使うと香りと辛味が良い仕事をしてくれて、お肉や魚介の臭みも消してくれますし、クセのある野菜や揚げ野菜等にもよく合うんですよ。
柚子胡椒って、鍋以外に使い道が分からないとお客様から言われる事があります。
そもそも柚子胡椒は柚子の皮と唐辛子と塩で作られていて、その柑橘の香りが爽やかでほのかな酸味と唐辛子のピりっとした辛味が特徴ですよね。
それは鍋等のアクセントにもちろんいいですが、ドレッシングやアレンジマヨネーズソース等に使うと香りと辛味が良い仕事をしてくれて、お肉や魚介の臭みも消してくれますし、クセのある野菜や揚げ野菜等にもよく合うんですよ。
今回は年末年始に人が集まるこの時期に、老若男女多くの方に好まれて、華やかさがある「スモークサーモンと玉ねぎの柚子胡椒マリネ」をご紹介させていただきます。
ドレッシングで血液サラサラ成分を含む生の玉ねぎを水にさらさずにたっぷり取れて、健康面でもオススメのメニューです。
これは店でもコース料理の中にも登場する機会が多い人気メニューの一つです。
店では長野県産の野菜と合わせて、信州サーモンをで作りますが、今回はご家庭で手に入りやすいスモークサーモンで作ります。
実は宮崎の柑橘のへべすのご紹介をさせて頂いた時にも、料理の例として写真が登場しているんですよ。
では店の厨房からレシピをお届けします。
・スモークサーモン 100~150g
・玉ねぎ(中サイズ)約1/2個 100g
今回は辛みが少なく、調理していても涙が出ない「スマイルボール」という種類の玉ねぎを使っています
・お好みの香酸味柑橘(写真はすだちを使用、レモンでも宮崎のヘベスでも大丈夫です)
・あればラディッシュ(彩りなのでなくてOK)
・柚子胡椒ドレッシング
・柚子胡椒 小さじ2
・薄口醤油 大さじ1と1/2
・米酢 大さじ1と1/2
・オリーブオイル 大さじ1と1/2
・ハチミツ 小さじ1
1)玉ねぎを繊維を断ち切るように薄くスライスして、ほぐしておく
(スライサー等を使ってもいいです)
<オススメの玉ねぎ「スマイルボール」>
スマイルボールは生で食べても辛みがほとんどなく、水にさらす必要がないので玉ねぎの栄養をあますことなく摂れるのが特徴です。
最近は大手スーパーで見かける事が多くなりました。
通常の玉ねぎより少しお高めですが、見つけた際はぜひ購入してみて下さい。
生で辛みが少ない新玉ねぎが出回る春先以外の秋冬にも生調理しやすいスマイルボールを活用してみてはいかがでしょうか?
スマイルボールが手に入らない場合は、玉ねぎを冷蔵庫でよく冷やして調理すると目にしみる成分が出にくく、調理しやすいです。
またドレッシングの半量を和えておくことで辛みを感じにくくなりますので、水にさらさずに食べる事ができます。
玉ねぎの血液サラサラ成分は水に溶けやすいので、可能ならさらさずにしっかり栄養を摂りましょう。
2)柚子胡椒ドレッシングの材料をすべてボール等で混ぜる
小さめの瓶やドレッシング用ボトル等に入れてシャカシャカと振ると簡単でおすすめです。
3)1)の玉ねぎにドレッシングの半量を入れて和え、冷蔵庫に冷やして10分ほどおく。
4)柑橘をスライスし、ラディッシュはくし切りにする。
柑橘の種がある場合は取り除く。
5)冷やしておいたお皿に、マリネしておいた玉ねぎを盛り付け、スモークサーモン、柑橘、ラディッシュを盛り付け、残しておいた柚子胡椒ドレッシングを回しかけて仕上げる
柚子胡椒ドレッシングですが、店では揚げレンコンをマリネして常備菜としています。
焼いたカブ等にかけても美味しいですよ。
柚子胡椒はマヨネーズに混ぜて、ジャガイモやカリフラワー等と和えるのもオススメです。
アジフライやカキフライ等に添えるタルタルソースに隠し味として加えても美味しいです。
ぜひ、お鍋以外にも活用してみて下さいね。
この記事を書いた人
中目黒野菜料理店 はな豆店主
三原葉子
山梨県清里をはじめ各地の農家で育まれた新鮮な野菜を盛り込んだ、農家のおもてなし料理が味わえる店「東京中目黒野菜料理店 はな豆」店主。 お人柄の分かる農家からの野菜を中心に化学調味料等極力使用せず、素材を活かしたシンプルな料理を提供。農家のおばあちゃんの味を思い出すどこか懐かしいお惣菜や生野菜等10種類以上が食べ放題のランチも女性を中心に人気。 野菜料理に定評があり、「NHKひるまえほっと」のかんたんごはんのコーナーで野菜料理を紹介する他、母校「レコールバンタン」にて野菜ソムリエ講座の調理講師を担当する等、レシピ提供や講師活動も行う。中目黒はな豆は野菜料理やきのこや発酵食品を積極的に日常に取り入れる菌活料理等で、雑誌、TVでの紹介多数。 著書 2012年発売大和書房より「農家のおすそわけ ~毎日食べたい、野菜料理114レシピ~」
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