【毎分10万文字・誰でもできる速読脳トレーニング】1.「速読脳」をページめくりから想像する

理解しながら本を読むとき、限界の速度は、いったいどのくらいなのでしょうか。
2020/03/16

500字/秒 × 60秒 = 3万字/分

実は、これまでの受講生の記録から言うと、およそ十六万字/分です。

 

このレベルまで到達した受講生が数人います。

 

決して速度を強調したいわけではないのですが、この読書速度を感覚的につかんでいただくために、ページをめくる速度で説明しましょう。

 

単行本の1ページには、約500字入っています。

 

読書速度は1分間に読む文字数で表しますから、1ページを1秒で読む速度は、

 

500字/秒 × 60秒 = 3万字/分

 

となります。

 

このとき、1ページを1秒で読むわけですから、2秒に1回、ページをめくることになります。

 

その倍の6万字/分は、めくる速度も倍になりますから、1秒に1回めくる速度です。

 

さらにその倍の十二万字/分は、1秒に2回めくる速度です。

 

ですから、十六万字/分というのは、1秒に2回強めくる速度ということになります。

 

どうぞ腕時計の秒針を見ながら、手を動かしてみてください。

 

そして手の動きから、読む速度を想像してみてください。

 

「とても信じられない」と感想を漏らした方もいるかもしれません。

 

しかし、その読書速度を、誰でも順に段階を追ったトレーニングで、達成できるのです。

 

人間というのは、本当に、素晴らしい可能性を秘めた存在ですね。

 

誤解のないように付け加えますが、十六万字/分という読書速度は、ページをめくる手の動きだけを考えても、大変速いものです。

 

しかし、決して、片手の親指でページの端をしごくようにするのではありません。

 

自分の読んでいく速度、つまり理解していく速度に合わせて、本の頁を一枚ずつ、丁寧にめくっていくのです。

 

めくり方が、いい加減ですと文字が紙に隠れて読むことができなくなります。

 

自分の理解速度に合わせてめくっていくことも、普通の読書と同じなのです。