ETFとはExchange Traded Funds の略で、日本語では上場投資信託と呼ばれています。日経平均株価などに連動するような成果を目指して作られた投資信託が証券取引所に上場されているため、リアルタイムで売買をすることができます。
連動するのは日経平均株価だけでなく、REIT(リート)等様々な指標に連動する商品があります。
ETFとはExchange Traded Funds の略で、日本語では上場投資信託と呼ばれています。日経平均株価などに連動するような成果を目指して作られた投資信託が証券取引所に上場されているため、リアルタイムで売買をすることができます。
連動するのは日経平均株価だけでなく、REIT(リート)等様々な指標に連動する商品があります。
一般的な投資信託は上場していません。上場している投資信託をETFと呼びます。上場か非上場かという点以外にも一般的な投資信託とETFの違いはいくつかあります。
例えば、投資信託の取引価格は販売する証券会社等により決定されますが、ETFは市場価格(時価)で決定します。投資信託は信用取引ができませんが、ETFは信用取引が可能です。
ETFは何に投資しているか、何の指数に連動しているかという点で様々な種類に分けられます。
日経平均株価やTOPIXなどに連動するETFが最も一般的です。また、JASDAQやマザースを対象としたものもあります。
NYダウ平均株価やS&P500などへの連動を目指したETFです。先進国ばかりでなく、新興国を対象とした商品もあります。
商品(コモディティとも呼びます)への連動を目指したETFです。商品には小麦などの穀物や、石油や金などがあります。
ブル型とは市場(マーケット)が上昇基調の時に、市場以上の利益(リターン)を出すことを目標に作られている商品です。
例えば、日経平均株価という指標(原指標)が前日比で2%上昇した時、その2倍リターンが得られるように設計されています。
*金融用語におけるブルとは雄牛のことで、下から上に突き上げるように戦うことから、上昇基調の市場等を表現する際に使われます。
ベア型とは市場(マーケット)が下落基調の時に、利益(リターン)を出すことを目標に作られている商品です。
例えば、日経平均株価(原指標)が前日比で5%下落した時、ETFの価格は5%上昇するよう設計されています。
*金融用語におけるベアとは熊のことで、熊が両手を上から下に降り下げる様子から下落基調の市場等を表現する際に使われます。
ETFは一般的な投資信託に比べてコストが低いというメリットがあります。コストで最も大きいのは信託報酬です。
信託報酬とは投資信託を運用してもらっている間の経費代として投資家が支払わなければいけない費用です。運用をお願いしている資産(=信託財産)の何%という風に決定されます。
一般的な投資信託は0.4%程度からですが、ETFでは0.1%を切るような商品もあります。投資している間は必ず発生する手数料ですので、信託報酬の低さは大きなメリットです。
上記のETFの種類でご説明した通り種類が豊富にあります。東京証券取引所に上場しているETFの数は内国ETFが191、外国ETFが37、合計で228もあります。
様々な種類のETFに分散投資することで自分にあったリスク・リターン特性を作り上げることができます。
ETFは株式投資と同じように、リアルタイムで価格の値動き確認することができます。加えて、取引所が開いている時間はいつでも取引することが可能です。注文の方法も株式投資と同様に指値注文と成行注文を行うことができます。
*指値注文とは値段を指定して注文することを言います。指定した値段にならなければいつまでたっても注文が成立しないというデメリットがあります。
*成行注文とは、値段を指定せずに注文を行うことを指します。成行で買い注文を出すと、その時最も低い価格で売り注文と取引が成立します。
注文が確実に成立しますが、想定していた以上に高くで買ってしまうリスクがあります。
なぜETFが投資初心者向けなのかご理解いただけたでしょうか。
ETFとは上場している投資信託のことで、非上場の一般的な投資信託よりも低いコストで投資信託を始められる商品です。
商品にもよりますが、日経平均株価連動型など、比較的安定したリターンを得られると言われています。
リアルタイムで価格の推移も確認することができるので、まずはETFから投資を初めてみて、投資の基礎を身につけたのちに、単元株にチャレンジしてみる等、ステップアップを図ると良いでしょう。
(最終的な投資判断はお客様御自身の判断でなさるようお願いいたします。)
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