ここまで5回にわたる緊急投稿として、新型コロナウィルスの感染拡大によるストレスを起因とする「潜病」の進行と潜病リセットの方法をご紹介してきました。
自律神経を整える方法や、ナチュラルキラー細胞を活性化させる方法など、様々な生活のポイントがありましたが、これを一気に実践しようとする必要はありません。
潜病になる人は、あれもこれもとできる以上の努力をして完璧を求めて頑張り過ぎてしまいがちなので、要注意です。
ここまで5回にわたる緊急投稿として、新型コロナウィルスの感染拡大によるストレスを起因とする「潜病」の進行と潜病リセットの方法をご紹介してきました。
自律神経を整える方法や、ナチュラルキラー細胞を活性化させる方法など、様々な生活のポイントがありましたが、これを一気に実践しようとする必要はありません。
潜病になる人は、あれもこれもとできる以上の努力をして完璧を求めて頑張り過ぎてしまいがちなので、要注意です。
まず一つでもよいので、潜病にならない生活を実践してみてください。
自分のやりやすいものからで結構です。
例えば朝、起きたら朝の光を浴びるだけでもOK。それなら3分でできます。
さらに大切なのが、完璧にやろうとしないこと。
一回さぼってしまっても、あるいは1日3回やるべきところを1回になってしまっても落ち込む必要はありません。
ダメなのはそこでやめてしまうことです。
できない日があっても、「次の日はやろう!」と考えてとにかく続けましょう。
そうすれば、徐々にそれが習慣になっていくはずです。
簡単にできて、私がおすすめしているのが「ジャンプ」です。
朝は、交感神経のスイッチをオンにする必要があるので、適度に体を動かすのが効果的です。
ストレッチをするのも効果的ですが、起床後、有酸素運動をすると交感神経がより刺激されます。
なかでもおすすめなのが「ジャンプ」。
その場でただ、ピョンピョンと飛び跳ねるだけで、自律神経を整えるだけでなく、全身運動になります。
飛び跳ねるときは足の筋肉が鍛えられますし、空中では体を支えるために体幹が鍛えられます。
また全身の脂肪と骨が刺激されます。
体はリラックスさせつつ、まっすぐな姿勢を保つようにして、リズミカルにジャンプしましょう。
ジャンプしているうちに血行がよくなって体の筋肉がほぐれていきますし、頭もすっきりしてくるはずです。
私自身も、毎日仕事の前に100回ジャンプをしています。
100回と聞くと多いと感じるかもしれませんが、やってみるとほんの2~3分で終わります。
みなさんも一度100回くらいを目安に、ジャンプ運動を試してみてください。
朝、ウォーキングやジョギングをする人には、その前の準備運動にもぴったりです。
この記事を書いた人
すぎおかクリニック院長 医学博士
杉岡充爾
救急医療の経験と専門である循環器の視点から「予防医学」を追究し、「すぎおかクリニック」を開院。 既病、未病の前段階にある『潜病』という新たなステージを提唱する。 NHK総合「ニュース7」、NHK world JAPAN、フジテレビ「Live news it!」 フジテレビ「突撃LIVEグッディ」、TV東京『主治医が見つかる診療所』をはじめ多数のメディアに出演。 著書に『強い血管をつくれば健康になる』『最高の疲労回復法』『すぐ疲れるが治る本」など。 予防医学・救急医学・心理医学という健康の入口と出口の両側面からみている現役医師だから分かる、価値あるメソッドを伝える為に、「ベストヘルスカレッジ(BHC)」「杉岡義塾」「予防医学の学校オンラインスクール」などを開講している。
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