【新型コロナの予防】ワクチン接種の勧め(フリーペーパー『銭湯といえば足立』より)

新型コロナは命に関わる病気であることは皆さんもよくご存じのことと思いますが、もう一つ怖いのは、自分が気が付かない間に、新型コロナに感染したり人に移していることです。
2021/04/11

発症予防の有効率95%

インフルエンザは発症してから数日間が感染リスクが最も高いのですが、新型コロナでは症状が出る前の数日間が最も感染力が高いと言われています。

 

また、感染しても3割くらいの方は発症しないのですが、その無症状の方も人に移すことがあるのです。

 

そのため、健康だと思っても、マスク着用や手洗いなどの地道な感染予防策が大きな意味を持ちます。

 

そして、感染予防として最も期待されているのがワクチン接種です。

 

3月には医療従事者、4月からは高齢者や基礎疾患のある方を優先して接種が開始されます。

 

このワクチンは発症予防の有効率が非常に高く、既に接種が始まっているファイザー社製ワクチンでは95%と言われています。

 

インフルエンザワクチンは60%程度ですので、その効果の高さは一目瞭然です。

 

その一方で副反応が心配と、接種をためらう方も多くいるのではと思います。

正しい知識を持って接種を

日本ではワクチン接種はほとんど皮下注射ですが、世界的に見ると筋肉注射が主流です。

 

筋肉注射では痛みの頻度が高いことは事実ですが、コロナワクチンはインフルエンザワクチンと比較すると、注射部位が赤く腫れたり発熱が起こる頻度は、実は低いのです。

 

心配なのはアレルギー反応で、アナフィラキシーショックは接種直後に蕁麻疹や呼吸困難、血圧低下などが起こります。

 

そのため、コロナワクチン接種後は15分ほどの経過観察を必要としますが、総合的に見るとコロナワクチンの安全性は、他のワクチンとほとんど変わらないということできます。

 

正しい知識を持って不安を解消し安心して接種を受けることが大切です。

 

皆さん、コロナワクチンは怖いでしょうか?

 

積極的に接種を受けることをお勧めします。