こう質問されたら、あなたはどのように答えるでしょうか?
例えば、「旅や温泉に行くこと」「日頃の睡眠不足を解消するために、睡眠を長く取ること」「趣味やスポーツをすること」「マッサージに行くこと」「自然に触れること」というように、色々な回答があることでしょう。
中には、「ダラダラと過ごしてしまう」「あまり休息を意識したことがない」という方もいるかもしれません。
こう質問されたら、あなたはどのように答えるでしょうか?
例えば、「旅や温泉に行くこと」「日頃の睡眠不足を解消するために、睡眠を長く取ること」「趣味やスポーツをすること」「マッサージに行くこと」「自然に触れること」というように、色々な回答があることでしょう。
中には、「ダラダラと過ごしてしまう」「あまり休息を意識したことがない」という方もいるかもしれません。
私たちは「時間欠乏の時代」に生きています。
時間は、総理大臣にもトップアスリートにも、誰にでも、1日24時間与えられていますが、等しく皆が「忙しい」時代と言っても、過言ではありません。
特に、インターネットが発展したことにより、24時間365日、「しなければならないこと」や「すべきこと」で溢れています。
例えば、それは
・休日の日に届く、上司やお客様からの仕事の依頼、部下からの報告や相談
・仕事中に届く、家族や友人からの連絡やお願い事
・通勤中にスマホに届く、企業からの様々な広告やニュース、SNSからの情報
など、いつ、どこにいても、誰と過ごしていても、私たちに時間を求めてきます。
意識をしないと、休息も満足に取れない時代なのです。
「豊かで輝く人生」の定義は、それぞれ異なることでしょう。
ある人にとっては、「社会的に意義ある仕事ができること」かもしれませんし、別の人にとっては、「家族と元気に楽しく暮らせていること」かもしれません。
仕事が大切な人も、家族が大切な人も、趣味が大切な人であっても、「休息」をないがしろにすることはできません。
例えば、「家族と元気に楽しく暮らせている」ためには、家族で素晴らしい体験をするための充分な収入が必要でしょう。
そのためには、良い仕事をして、自らの価値を発揮し、貢献することが求められるかもしれません。
良い仕事をするためには、創造性や生産性が求められるますが、そうした力を発揮するためには、良質な休息が必要となるでしょう。
また、良い仕事は一人では成し遂げられない為、周りの協力が必要となるでしょう。
「忙しい」は「心」を「亡くす」と書きますが、休息を取れず、忙しく過ごしていると、心ない言葉で周りの人を傷つけてしまうことで、関係性が悪くなり、協力を得られなくなってしまうこともあるでしょう。
つまり、仕事も家族関係も休息も相互に影響し合っていると言えます。
「休息」は意識を向けないと、後回しにされやすい傾向があります。
人によっては、昔から無意識的に決めていた休息の過ごし方を、今もしているということがあるかもしれません。
ですが、豊かで輝くウェルネスな生き方を実現するためには、家族や仕事に対してと同じように、意識を向けて、主体的に「休息」を考え、組み込むようにするということが大切です。
具体的には以下の2つの視点で考えてみるとよいでしょう。
忙しい1日の中で、休息を組み込んでいくためには、無意識的に時間を過ごすのではなく、何に時間を使い、何に時間を使わないのかを決め、主体的に「休息」の時間を決めていくということです。
以下の質問について考えてみるとよいでしょう。
◆あなたの人生において、最も大切なものはなんでしょうか?
(ex)家族の健康と幸せ
◆その大切なものを大切にするためには、1日24時間の中で、何をしなければならないでしょうか?やらなくてはならないのに、できていないことはありますか?
(ex)家族と落ち着いてお互いのことを話す時間
◆大切なものを大切にするために、邪魔になっている時間や無駄だと思う時間はなんでしょうか?
(ex)ダラダラと携帯やTVを見ている時間
◆その時間の代わりに、どれくらい、どのような「休息」を組み込むと、大切なものに良い影響が及ぶでしょうか?
(ex)健康と良好な夫婦関係のために、毎日1時間、妻(夫)と散歩に出かけ、歩きながら、お互いのこと、家族のこと、今後のことを話す時間にする
長期で旅に出かけたり、特別な体験をすることも、人生に彩りを与えてくれることでしょう。こうした「休息」を組み込むためには、まず計画するということが大切です。
以下の質問について考えてみるとよいでしょう。
◆あなたの人生において、最も大切なものはなんでしょうか?
(ex)家族の健康と幸せ
◆その大切なものを大切にする(充実させる、より良いものにする)ために、次の1ヶ月または1年間において、どのようなことをしていけばよいでしょうか?やらなくてはならないのに、できていないことはありますか?
(ex)家族旅行に行き、高齢の両親と子供(孫)が一緒に過ごせる時間をつくり、最高の思い出をつくる
◆そのために、今日から取り組むことはなんでしょうか?
(ex)家族の休暇のスケジュールを確認する、お金を貯める
この記事を書いた人
株式会社楽志堂 代表取締役
橋本直道
横浜市立大学卒業後、(株)ユニクロを経て2013年コーチング事業をスタート。主に、経営者や個人事業主向けにエグゼクティブコーチングを行う。2018年恩師であった、(一社)コーチングカレッジ代表の逝去に伴いコーチングスクールのコンテンツ開発、企画、運営、講師として参画。 その後、プロフェッショナルプロデュース事業として、講座企画、運営、ブランディング、戦略的PRなどを手掛ける。 2021年株式会社楽志堂を設立し、代表取締役に就任。「朝起きるのが楽しい世界をつくります」というミッションのもと、同社のウェルネス事業では、国立大学法人琉球大学 国際地域創造学部 ウェルネス研究分野 産学官連携イノベーションセンターを運営。産学官連携の推進、調査・リサーチ、ブランド維持管理、ウェルネス研究分野及び荒川雅志教授のマネジメントを行なっている。 プロデュース事業では、医師、大学教授、経営者など、プロフェッショナルに特化した、戦略的PR、コンサルティング、ブランディング、教育コンテンツの開発などを行っている。
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