さて、皆さんはこのワクチン接種や自分の健康に関する記録を持っていますか。
コロナの集団接種会場は医療機関ではありませんので、カルテは元々ありません。
医療機関でも多数の接種ではその事務処理が大きな負担となるため、カルテに記録が残らない場合もあります。
そうすると、ご自分の手元に残る接種券しか記録としては残りません。
皆さんはインフルエンザの接種記録は保存していますか。
新型コロナでは今後も様々なワクチンが使用されますので、その記録を残すことは大切ですし、もっと言えば、医療機関で受けた診療や検査結果、X線やCTなどの画像記録、内服や点滴などの内容を、過去から将来に向けて、いつでもご自分やご家族で確かめたり共有したいと思いませんか?
これがパーソナルヘルスレコード(PHR:ここでは自分カルテとします)と呼ばれるものです。
血圧手帳やお薬手帳もその一部の機能を果たしていますし、健康に関心のある方はご自分で様々な記録を残されています。
皆さんも健康管理のために自分カルテを作りましょう。