まずは運動不足のために体重が増加し、糖尿病や高血圧などの持病が悪化したり、筋力低下のために腰痛などが悪化した方が多くおられます。
食べ過ぎだけではなく食事の内容も偏りがちで、栄養のバランスが乱れ、酒量が増えて肝臓を傷め、コロナへの不安や睡眠の乱れから、不眠やストレス、疲労の蓄積、持病の悪化やメンタル不調となることもあります。
まずは運動不足のために体重が増加し、糖尿病や高血圧などの持病が悪化したり、筋力低下のために腰痛などが悪化した方が多くおられます。
食べ過ぎだけではなく食事の内容も偏りがちで、栄養のバランスが乱れ、酒量が増えて肝臓を傷め、コロナへの不安や睡眠の乱れから、不眠やストレス、疲労の蓄積、持病の悪化やメンタル不調となることもあります。
外来受診で感染することはほとんどないのですが、病院でコロナにかかっては大変と、電話再診などを希望される方も多く、その期間が長期になると検査もできないために、久々の来院で検査して想像以上の悪い結果になっていることも珍しくありません。
病気が悪化してから慌てて治療をするより、自宅で過ごす時間が増えても運動不足にならないようにすることが大切です。
また、運動ができない状況での過食は肥満に直結します。
例えば、夜食にラーメン1杯食べたら、それを運動で消費するには2時間半以上の歩行や1時間のジョギングが必要になりますので、少しぐらいなら食べてもという意識は危険です。
高齢者でも自宅でできる取り組みを紹介すると、まずは生活リズムを整え、早寝・早起き、規則正しい生活を心がけます。
1日30分程度でもいいのでウォーキングやラジオ体操などを習慣にしましょう。
自宅内でも足指やふくらはぎの筋肉を鍛えること、1日3食バランスのよい食事に心がけ、家族や近くの友人との交流を大切にしてください。
朝起きたら朝日を浴びて、寝る前はリラックスに心がけますが、お酒やコーヒーは控えましょう。
この記事を書いた人
社会医療法人社団 慈生会 理事長
伊藤雅史
医学博士。 『東京医科歯科大学医学部 臨床教授』 『東京都医師会理事』 『東京都病院協会 常任理事』 『日本医師会認定健康スポーツ医、産業医』 『日本医療法人協会 常務理事』 『日本医療法人協会 東京都支部長』 『日本外科学会専門医、指導医、認定医』 『日本社会医療法人協議会 理事』 『日本消化器外科学会専門医、指導医、認定医』 『日本消化器内視鏡学会専門医』 『日本脈管学会評議員』 『日本臨床外科学会評議員』 『全日本病院協会 東京都支部副支部長』
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