まずは自分のベースカラーを知りましょう!
シニアに明るい色がおすすめな理由
アラフォー、アラフィフ世代を過ぎると、顔がぼやけるといったお悩みを感じる女性も多いと思います。
顔の輪郭が下がり、肌のきめも粗くなってきて、シミやシワ、肌のくすみも気になる……。
若い頃に似合っていたはずの黒のトップスが似合わなくなってきた……。
そんなお悩みを解消するのにおすすめなのが、明るい色合いの服やアクセサリーです。
黒が似合わなくなる理由は、顔がぼやけてきたことにより、黒という色の強さに対抗できなくなってきたから。
一方で、明るい色で顔回りを明るく彩れば、写真を撮る際のレフ版のような効果が期待され、顔のお悩みが目立たなくなるというわけです。
今年の春夏はイエローやピンクといった明るい色がトレンドとされており、いろいろなアイテムがお店に並んでいます。
暖かくなってウキウキしてくるこの季節、明るい色にトライしてみませんか?
2019年春夏のトレンドはイエローやオレンジ
自分のベースカラーを知れば、何色が似合うかすぐにわかる
とはいえ、たとえば「ピンク」と言っても、さまざまな色合いのピンクがあります。
黄色味を帯びたサーモンピンクや、ほんのりと紫色を感じるフューシャピンク。
たくさんのピンク色のなか、自分にぴったりの色を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか?
もっとも確実なのは、パーソナルカラー診断をしてくれるプロに診断してもらい、どのような色が似合うのかを教えてもらうこと。
多くのパーソナルカラー診断は、色を四季になぞらえた4つの系統に分け、肌の色や髪の色、瞳の色などから、どの系統が似合うかを診断します。
ですが、とりあえず2つのベースカラーのどちらに当てはまるかを知るだけでも、服選びはとても楽になります。
その2つとは、黄色みの色が似合う「イエローベース」か、青みの色が似合う「ブルーベース」か。
さっそく診断してみましょう!
イエローベース、ブルーベース、超簡単診断法
以下の質問に答えて、AとB、どちらの答えが多いかを数えてください。
・ファンデーションは、どちらが合いますか? A. オークル系 B.ピンク系
・口紅はどちらが合いますか? A. オレンジ系 B.ローズ系
・どちらのアクセサリーが合いますか? A. ゴールド B.シルバー
・青いトップスは似合いますか? A. 似合わない B.似合う
・オレンジのトップスは似合いますか? A. 似合う B.似合わない
Aが多かった人はイエローベース、Bが多かった人はブルーベースです。
カラー診断で自分に合うカラーを取り入れよう
今年のトレンド、イエローとピンクの攻略法
イエローとブルーの入り方で、似合うか似合わないかが決まる
イエローベースとブルーベース、あなたのベースカラーはどちらだったでしょうか?
ベースカラーが分かったら、買うべき色の選び方も簡単です。
▼イエローベースの人:黄色味のあるカラーと相性が良く、ベージュも似合う。コーラルピンクやオレンジ系の色を選びましょう。
▼ブルーベースの人:青みのあるカラーと相性が良い。ネイビーをベースに、フューシャピンクやグリーンがかったイエローなどを差し色にすると素敵です。
上半身に明るい色を持ってくると、顔色もパッと明るくなるのでおすすめ。
抵抗があるようでしたら、顔から遠いボトムスや小物を明るい色にするだけでも、春らしさが感じられます。
白髪染めの色にも気を付けよう
ところで、シニア世代の方々は、白髪染めをしている人も多いはず。
ですが、白髪染めの色が顔の色にあっていなくてもったいない……という方も多くいらっしゃいます。
特にお年を召した方は、長年の白髪染めで髪が痛み、赤っぽい色になってしまっている人も多く見かけます。
イエローベースの人は、茶系の色がお似合い。
ブルーベースの人は、茶系よりも、グレーを感じさせるアッシュ系の色が似合います。
「私はいつもこの色だから……」と決めつけず、美容院で似合う色を相談してみませんか?
自分の髪の色を活かすグレイヘアもおすすめ
白髪が多いシニア世代には、「白髪染めを止めてしまう」というのもおすすめです。
イエローベースの人もブルーベースの人も、自分本来の髪の色が自分に似合わないわけはありません。
「白髪(グレイヘア)=老化」と考えると、悲しくなってしまいますよね。
でも、「白髪=白い髪」と発想を転換させるだけで、明るい色の着こなしがより楽しめるチャームポイントになるとは考えられないでしょうか?
髪が白やグレイになるだけで、ファッションの楽しみはグンと広がります。
一度グレイヘアという選択も視野にいれていただけると嬉しいです。